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京都祇園祭2018! 宵山歩行者天国で上手に写真を撮る5つのコツ


夏祭りをフォトジェニックに写真におさめるポイントは?

日本三大祭りの1つ、祇園祭。2018年は7月14日(土)~16日(祝・月)に前祭宵山が、17日(火)に前祭山鉾巡行が実施されます。大きな躯体が町中を練り歩く山鉾巡行に目が行きがちな祇園祭ですが、巡行前日の夜、宵山の歩行者天国がおすすめ。日暮れ前後の夏空の鮮やかな色彩と、山鉾の提灯が織りなす光のコントラストが非常に美しく、味わいある京都の夜を楽しむことができます。

2018年の宵山は15日(日)、16日(祝・月)に四条烏丸周辺の道路の一部が歩行者天国になる予定。カメラ片手に夜の京都を散策してみるのはどうでしょうか? きょうは夕暮れの祇園祭で写真撮影するときのポイントをお伝えします。


1.日没の1時間前を狙う

日が沈む1時間前ぐらいが美しい空と町並みを撮る最適な時間帯です。宵山の歩行者天国は日没前後から。前祭宵山の京都府の日没時刻は19時12分頃なので、撮影は18時頃がおすすめです。いろいろ歩きながら写真を撮りたい方は、17時くらいに地下鉄四条烏丸の駅に到着するくらいのスケジュールがちょうどよいかと思います。

夏空に浮かぶ雲と夕暮れのグラデーションが美しい

夏空に浮かぶ雲と夕暮れのグラデーションが美しい


2.暗めに撮って夏空のグラデーションをひきたてる

夕暮れに染まる美しい夏空と提灯をぶらさげて立ち並ぶ山鉾の風景は非常に印象的。京都という場所もあいまって、不思議な雰囲気を感じます。その場の空気感を上手に切り取るポイントは「明るさをやや抑えて撮る」こと。普段オートモードなどカメラのおまかせ設定で撮影している方は注意が必要です。というのも、オートモードで撮影している場合、空のグラデーションや雲の陰影、輪郭が白飛びや黒潰れをおこし、風景が持つ表情を上手に再現することができない場合があるんです。

カメラの設定には「フルオート・P(プログラムオート)・A(絞り優先オート)・T(シャッター優先オート)・M(マニュアル)」など各種モードがありますが、頑張ってM(マニュアル)で自分の好みの明るさに合わせて撮影するのをおすすめします。自分でカメラをカスタマイズできると、撮影の幅が広がってさらに面白くなりますよ!

左側:やや明るさを抑えて撮影 右側:白飛びして空の表情が見えない写真

左側:やや明るさを抑えて撮影 右側:白飛びして空の表情が見えない写真


3.人混みをボカして山鉾や出店を印象的に写す

お祭りに行くときに避けられないのが「人混み」。祇園祭の宵山も全国からたくさんの人が押し寄せます。写真を撮っても人ばかり写ってションボリ、なんて方も多いのではないでしょうか?そんなときは、人混みを逆手にとって「ボケ」を上手に使い、写真を印象的に写すのがおすすめです。

撮り方は簡単。道路の縁石など少し高くなっているところから、絞りをいっぱいに開いて(F値を小さくして)手前の人をボカして撮る。奥にある被写体を強調しつつお祭り感をいい感じに写すことができるのです。カメラに可動式のモニターがあると腕を伸ばしながら撮ることもできるので撮りやすいかもですね。ちなみに一眼レフカメラやミラーレスカメラなど、レンズが交換できるタイプのカメラをお持ちの方は、ボケが大きい「短焦点レンズ」が1つあるととても便利です。

手前の人混みをボカして山鉾や提灯の明かりを引き立てる

手前の人混みをボカして山鉾や提灯の明かりを引き立てる


4.美しい光を探す

夜暗くなってきたら提灯や出店の美しいライトを探しましょう。よいフォトグラファーはよい光を探すことが非常に上手です。人混みが多い中でもよい光を見つけたら、自分の思い描く瞬間を辛抱強く待ちつつ、シャッターを切りましょう。

風船屋のライトがお祭り雑踏を印象的に見せる

風船屋のライトがお祭り雑踏を印象的に見せる

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