あまりの暑さゆえにクールダウンしたい今日この頃ですが、日本独自の美しい景観を持つ100の滝を選定した「日本の滝百選」には、首都圏(茨木・栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川・千葉・山梨)からも、13の名瀑(滝)が選出されています。
今回はその中から、霊験あらたかな(人の力を超えた不思議な効果や御利益、霊妙不可思議な力が現れる)、千葉県の「濃溝の滝」「粟又の滝」、東京都の「払沢の滝」、神奈川県の「洒水の滝」をご紹介!
暑さで食欲が低下している、または疲労が蓄積している人は、休日にマイナスイオンに満ちた豊かな自然の中に身を置き、心と体にパワーをチャージしてみては。

春夏秋冬・24時間ごとに異なる表情で、訪れる人を魅了する「濃溝の滝」(千葉県君津市)

春夏秋冬・24時間ごとに異なる表情で、訪れる人を魅了する「濃溝の滝」(千葉県君津市)


話題沸騰の秘境「濃溝の滝」(千葉県君津市)

運気がアップするフォトジェニックなスポット「濃溝の滝(のうみぞ の たき)は、ここ数年SNSの影響で話題沸騰中のパワーエリアです。都心から約1時間で行ける千葉県に、ジブリの世界のようなファンタジックな世界が存在するのですが、実はこの美しい洞窟は350年程前の江戸時代に人の手によって造られたもの。その魅力は造形だけでなく、洞窟から射しこむ陽光がハートの形をつくるなど、時間や季節によってまったく違う表情を魅せることにもあり。ベストショットを狙うなら長靴orビーチサンダルを持参すると◎。撮影した写真をスマホの待ち受けにすると御利益がある?……とのウワサもありますので、訪れた際は最高の一枚を狙ってくださいね。
話題沸騰の秘境「濃溝の滝」(千葉県君津市)
■【車】東京からアクアライン → 君津IC → 房総スカイライン → 県道24号を片倉ダム方面へ。県道24号の進行方向右手に道の駅「ふれあいパーク・きみつ」が確認できたら、そこから1.5kmで「千寿の湯」に到着(看板は見逃しがちなので「幸福の鐘」という大きな看板を目印に)。「千寿の湯」は濃溝の滝がある清水渓流広場に隣接しているので、「千寿の湯」の住所(千葉県君津市笹1954-17)をカーナビの目的地に設定すると◯
■【電車】JR久留里線「上総亀山」駅下車、タクシーで約10分
※詳しくは千葉県の公式HPをご参照ください

陽光の挿しこみ具合によってハート形の光が出現する「濃溝の滝」

陽光の挿しこみ具合によってハート形の光が出現する「濃溝の滝」


落差約26mの「払沢の滝」(東京都西多摩郡檜原村)

東京都で唯一「日本の滝百選」に選出された「払沢の滝(ほっさわ の たき)」は、秋川の源流の沢の奥地にある落差62m・全4段からなる瀑布です。4段のうち遊歩道から見られるのは落差約26mの最下段。深い淵はとても神秘的で、いにしえから大蛇が棲むとも言い伝えられています。ただし、清らかな水を地元の方が飲料水としていますし、大蛇の怒りをかわないためにも、足や体を滝つぼに入れるのはNG。さらに遊歩道沿いには陶芸作家のギャラリー&喫茶店や、昔の郵便局の建物を利用したおしゃれな土産物店もあるので、こちらもCHECK!
落差約26mの「払沢の滝」(東京都西多摩郡檜原村)
■【車】五日市方面から檜原村に入り、橘橋の信号を右折後、豆腐店を左折。狭い道を道なりに進むと、右手に舗装された駐車場が。不安な人は払沢ノ滝の入口にある(檜原とうふ ちとせ屋)の電話番号「042-598-0056」をカーナビゲーションに設定を!
■【電車】JR新宿駅(中央線) → JR立川駅(青梅線) → JR拝島駅(五日市線)→JR武蔵五日市駅下車。西東京バス1番乗場→払沢の滝入口下車(約25分)
※「払沢の滝ふるさと夏まつり」は2017年8月19・20日を予定 ※詳細は、 檜原村観光協会HPをご参照ください

大蛇が棲むと言い伝えられている落差約26mの「払沢の滝」

大蛇が棲むと言い伝えられている落差約26mの「払沢の滝」


3段の瀑布で構成された「洒水の滝」(神奈川県足柄上郡山北町)

「払沢の滝」と同様、「日本の滝百選」に選出されたほか「全国名水百選」「かながわの景勝50選」「かながわ未来遺産100」にも選ばれた名瀑「洒水の滝(しゃすい の たき)」。残念ながら現在は、滝壺に行く道は閉鎖され「赤い橋」を渡ることはできませんが、一の滝69m(落差)、二の滝16m(同)、三の滝29m(同)で構成されたダイナミックな3段瀑布は、その姿を仰見るだけでパワーを感じられるはず。また、毎年7月第4日曜日に行われる「洒水の滝祭り」(今年は7月23日を予定)では、洒水太鼓(和太鼓の競演)、火祭り、奉納舞踊、歌謡ショー、地場農産物や加工品の即売をはじめ、滝不動尊境内での火祭りが行われます。興味のある人は、無病息災の御利益があるといわれる火祭りに参加してみては?
3段の瀑布で構成された「洒水の滝」 (神奈川県足柄上郡山北町)
■【車】大井松田IC → 246号線を南に。約20分で到着する看板「酒水の滝」を目指そう(普通車8台・大型車6台の無料駐車場あり)
■【電車】JR御殿場線山北駅から徒歩40分、またはバスで10分(下車後徒歩5分)
※「洒水の滝祭り」の詳細は山北町HPをご参照ください

ダイナミックな3段瀑布の「洒水の滝」

ダイナミックな3段瀑布の「洒水の滝」


全長100m、幅30mの「粟又の滝」(千葉県大喜多町)

一度は訪れたい房総一の名瀑として知られる「粟又の滝(あわまた の たき)」。“滝”と聞くと誰もが高さ(落差)を連想しますが、「粟又の滝」は豊かな水が全長100m、幅30mのゆるやかな傾斜の岩肌を流れ落ちる圧巻のパワースポットです。勢いのある上流から下流に向かって次第に水流がゆるやかになる様は、まるで人の人生のよう。その姿から「末広がり」の御利益をもらいに、一年を通して多くの人でにぎわう観光名所でもあります。また「粟又の滝」を形成する養老渓谷には「千代の滝」「万代の滝」などの6つの滝があり、遊歩道を散策しながらの「滝めぐり」もおすすめ。マイナスイオンに満ちた豊かな自然の中で、心も体もリフレッシュしてみては。
全長100m、幅30mの「粟又の滝」(千葉県大喜多町)
「粟又の滝」がある養老渓谷のお出かけ天気
■【車】湾岸アクアライン経由/木更津東IC(国道409)→ 市原市牛久から養老渓谷方面 → 大多喜町小田代(こただい)老川(おいかわ)十字路まで約35km、老川十字路から約4km
京葉道路経由/館山自動車道市原IC経由 → 市原市牛久 → 養老渓谷方面へ、大多喜町小田代(こただい)老川(おいかわ)十字路まで約30km、老川十字路から約4km
■【電車】東京駅(地下京葉ホーム)から特急わかしお号で約90分、大原駅下車。いすみ鉄道に乗り換え約50分。終点の上総中野駅下車
※詳しくは大喜多町HPをご参照ください

見る者の心を奪う、幅30mにおよぶ「粟又の滝」

見る者の心を奪う、幅30mにおよぶ「粟又の滝」