あす24日(日)は広い範囲で秋晴れとなり、爽やかな空気に包まれるでしょう。ただ、快適な陽気は一時的で、来週の中頃には再び夏の蒸し暑さが戻りそうです。9月最後の週は熱中症に十分ご注意ください。
●あす24日 広く秋の空気 朝と昼間の寒暖差大
あす24日(日)は、日本付近は秋の高気圧に覆われるため、北海道～九州、沖縄までカラッとした晴天になる所がほとんどです。きょう23日は曇りや雨となった関東も天気が回復して、たっぷりの日差しが戻ってきます。
最低気温は西～東日本を中心に20℃くらいの所が多く、朝は半袖ではヒンヤリするくらいでしょう。北海道では都市部でも10℃を下回る所があり、上着が必要なくらいです。
一方、最高気温は沖縄や九州～東海で30℃以上と真夏日が続出するでしょう。ただ、湿度が低いのでカラッとした暑さです。きょうはヒンヤリした関東もあすは快適な陽気になり、東京都心は27℃の予想です。東北や北海道も昼間は過ごしやすくなるでしょう。
秋らしく朝と昼間の寒暖差が大きくなるので、出かける時間に合わせて服装を選ぶようにしてください。
●来週は季節逆戻り 夏の蒸し暑さがぶり返す
25日(月)頃までは秋の高気圧の圏内で、カラッと晴れる所が多いでしょう。
ただ、26日(火)～27日(水)頃は各地で蒸し暑い空気に入れ替わります。秋雨前線が日本海に延びて、本州付近には暖かく湿った空気が流れ込みそうです。北海道や東北は雨量が増える所がありますが、関東から九州は晴れて気温も湿度も高い状態が続くでしょう。
28日(木)以降も本州付近に前線が停滞しやすいですが、活動が弱いため、広い範囲で雨が強まるようなことはなさそうです。ただ、厳しい暑さは続いて、関東～九州は最高気温が33℃くらいまで上がる所があるでしょう。
●九州～東北は熱中症に「厳重警戒」
7日間熱中症情報を見ると、九州～近畿は週開けの25日(月)以降は「厳重警戒」の日がほとんどで、鹿児島では最高ランクの「危険」の日もあります。
東海や関東も週の中頃からは「厳重警戒」となり、東北も29日(金)頃には「厳重警戒」です。
気温が高くても湿度が低いあす24日(日)は、あまり熱中症のリスクは高くありませんが、湿度が上がってくる週の後半は広範囲で危険度が高まります。
10月も近づいてきましたが、まだまだ真夏のつもりで万全な暑さ対策を心がけましょう。
