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北陸 渇水と猛暑が深刻化 30日間降水量0ミリも 農作物にも影響か 次の雨いつ


北陸地方では、梅雨明け以降ほとんど雨が降っておらず、新潟・富山・石川県の広い範囲で極端な少雨となっています。新潟県では30日間降水量が平年比0パーセントの地点もあります。また、記録的な猛暑も続き、富山・金沢・福井では猛暑日日数が観測史上最多となっています。この影響で、河川が干上がったり水田や畑の表面にひびが入るなどの影響が出ており、稲作をはじめ、品質や収量に影響が出る懸念が高くなっています。この渇水と猛暑はしばらく続いてしまうおそれがあります。

●梅雨明け以降ほとんど雨降らず 30日間降水量は新潟・富山・石川で広く平年の2割以下 河川の干上がり、ダム貯水率0パーセントも

北陸地方では、先月21日に梅雨明けして以降、ほとんど雨が降っていません。7月23日から8月21日までの30日間の降水量は、新潟・富山・石川の広い範囲で20パーセント以下となっており、特に新潟県の新潟・松浜・新津・巻・寺泊では30日間の降水量0ミリとなっています。富山県でも朝日で平年比1パーセント、石川県でも羽咋で8パーセントなど、極端な少雨となっています。

この極端な少雨や続く高温の影響で、富山県の早月川や新潟県の矢代川など、河川が干上がってしまった所があります。また、新潟県では五泉市の早出川ダムなど、貯水率0%となったダムもあり、農業関係を中心に深刻な水不足となっています。

●高温も記録的 富山・金沢・福井で猛暑日日数最多記録更新、金沢では30日連続熱帯夜も

グラフは梅雨明けした7月21日から昨日までの最高気温・最低気温・降水量の4都市(新潟・富山・金沢・福井)の推移です。北陸地方は梅雨明けして以降、雨が降らないだけでなく、気温も記録的に高くなっています。7月23日以降は全ての日で4地点とも真夏日以上となり、特に福井では7月23日~8月11日まで20日連続で、富山でも7月30日~8月11日まで13日連続猛暑日となり、統計開始以来最長を更新しました。猛暑日日数も富山・金沢・福井で過去最多を更新し、新潟でも過去最多にあと1日に迫っています。

最低気温が下がらないのも特徴で、7月24日以降はほとんどの日が最低気温25度以上となっています。富山では日最低気温25度以上の日数が29日と、既に過去最多を更新中です。また、金沢では7月22日夜から熱帯夜が続き、8月21日朝で30日連続熱帯夜となりました。これも統計開始以来最長で、これまでの記録は1994年の28夜連続となっていました。

●エルニーニョ現象でも猛暑・渇水 要因は地球温暖化に台風の動向が絡んだか?

今年はエルニーニョ現象が発生しており、過去の統計ではエルニーニョ現象発生時は太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱く、冷夏・天候不順傾向となっていました。しかし、今年は真逆の猛暑・晴天持続型の夏となっています。

この要因のベースとなるものは、地球温暖化の進行と見られます。猛暑日日数は年々増加傾向で、特に富山で猛暑日が急増傾向にあります。4都市合計日数は、1939年からの80年余りで20日以上も増える傾向です。猛暑日日数は地球温暖化の進行とともにさらに増えていく恐れがあります。

さらに今年の要因として、台風6号が沖縄付近を迷走し、太平洋高気圧を強める効果が長く続いたことも要因と言えそうです。また、台風6号の進行が遅かったことから、北陸地方では南寄りの山越えの風となる日が続き、フェーン現象が持続したことも高温に拍車を掛けました。
一方で、台風6号・台風7号ともに、雨の恩恵は北陸地方にはほとんどもたらしませんでした。台風7号の進路に近かった福井では、8月17日を中心にややまとまった雨となりましたが、新潟・富山ではフェーン現象でほとんど雨が降らず、渇水に拍車をかけることとなりました。

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