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ゴールデンウィークの天気ポイント 1日は天気急変 3日以降夏日続出 終盤は荒天か


ゴールデンウィークの天気ポイントです。あす1日(月)は天気急変に注意。2日(火)~4日(木:みどりの日)は、広く行楽日和も夏日続出、暑さ対策を万全に。5日(金:こどもの日)から局地的に雨や風が強まり、荒天のおそれ。終盤の天気は、前線や低気圧の位置にまだブレがあるため、最新の気象情報をこまめに確認して下さい。

●GW天気ポイント 広く行楽日和は2日(火)~4日(木:みどりの日)

あす5月1日(月)は、午前中は広い範囲で晴れますが、油断禁物です。地上の気温が上昇するところに、上空には寒気が入るため、午後は大気の状態が不安定となりそうです。東北や北陸、関東などで急な雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうに注意が必要です。

2日(火)は、全国的に晴れて行楽日和となるでしょう。

3日(水:憲法記念日)は、少し雲が増えますが、全国的に行楽日和が続きます。東北南部~九州、沖縄の所々で夏日(最高気温25℃以上)となり、夏日地点は全国のアメダスで100を超える予想です。

4日(木:みどりの日)は、福岡など九州で雨が降り出しますが、東日本や北日本では晴れ間が出るでしょう。最高気温は仙台25℃、札幌24℃と、北日本でも暑くなりそうです。夏日地点は全国のアメダスで200近くと、GW中では一番多くなる予想です。

5日(金:こどもの日)は、西日本を中心に雨で、午後は東海にも雨の範囲が広がる見込みです。

GW終盤の6日(土)~7日(日)は、全国的に雨で、局地的に雨や風が強まる見込みです。

●6日(土)~7日(日) 広く雨で荒天のおそれ

6日(土)~7日(日)は、低気圧が日本海を東へ進み、低気圧からのびる前線が本州付近を通過する予想です。前線や湿った空気の影響で全国的に雨となり、九州~東海を中心に雨や風が強まり、荒れた天気になるおそれがあります。

九州など西日本では、4日(木:憲法記念日)頃から雨が続き総雨量が多くなるため、川の増水などに注意が必要です。

●最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。

●車の移動が増える時期 車内の温度管理に注意

初夏の行楽シーズンは車の中の熱中症に注意が必要です。外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。

2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)

車内が高温になった場合、上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。

真夏でなくても油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。

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