西日本を中心に災害レベルの大雨の恐れ 九州は引き続き 線状降水帯に厳重警戒

今夜からあす19日にかけては、西日本を中心に大雨となり、特に九州は命にかかわる災害発生の危険度が高まる恐れがあります。ハザードマップを確認し、早め早めの避難行動をしてください。

●九州北部地方・南部　早めの避難行動を

きょう18日の日中は長崎県壱岐・対馬に「線状降水帯」が発生し、猛烈な雨が降り続きました。午後6時現在も、前線に伴う発達した雨雲はゆっくりゆっくりと南下中で、同じような場所で雨が強まっています。このあとも、同じようなスピードであす19日にかけて九州を南下し、大雨が長く続く見込みです。

線状降水帯が発生すると、大規模な土砂災害や浸水害、川の氾濫などの危険性が急激に高まりますので、どこが一番安全なのか見極めて、早め早めの避難行動を心がけてください。

●全国的に大気の状態が不安定

あす19日は、九州だけでなく、西日本は広い範囲で雨量が多くなり、東日本や北日本も局地的に大雨になる恐れがあります。これまで、すでに大雨となり地盤が緩んでいる地域もありますので、土砂災害など十分ご注意ください。あすは連休明けですが、通勤・通学の際は最新の気象情報や交通情報もご確認ください。