3日金曜夜は、西日本を中心に「きぼう」のある国際宇宙ステーション(ISS)を見られる可能性があります。何時頃、どの方向を見れば良いのか、各地の天気もまとめました。
●どこで「きぼう」に出会える?
今夜は、「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
3日金曜の夜、20時過ぎには、西日本を中心に「きぼう」を見られるチャンスがあるのです。
各地の最大仰角(一番高いところ)の時刻は、20時19分頃から21分頃にかけてです。実際には、この2～3分前から見え始める所が多くなります。西日本では、観測の目安が「丸」や「二重丸」となっていますので、「きぼう」に出会える可能性が高くなっています。
●気になる天気は?
気になる天気ですが、夜のはじめ頃は、北海道から近畿は、晴れる所もありますが、天気が変わりやすく、あちらこちらで雨や雷雨となるでしょう。沖縄は梅雨空で、雨雲に覆われそうです。
一方、中国、四国や九州は、広く晴れるでしょう。こちらは雲に邪魔されず、「きぼう」を見つけるチャンスという所が多くなりそうです。ぜひ、夜空を見上げてみてください。
