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北海道の1か月 「お盆過ぎれば秋」は昔の話? 今年も残暑厳しく




北海道ではよく「お盆が過ぎれば夏が終わる」と言われますが、最近は北海道でも残暑の厳しい年が多くなっています。

今年も、向こう1か月の北海道は南からの暖かい空気が流れ込みやすい影響で、平年より高めの気温となる見込みです。厳しい残暑となる恐れもあり、暑さ対策がこの先も必要です。



●8月後半~9月前半 各地で平年より高い気温に


今日(13日)に札幌管区気象台から発表になった北海道の1か月予報によると、向こう1か月の北海道は降水量、日照時間はともにほぼ平年並みの予想で、平年と同様に数日の周期で天気が変わる見込みです。

一方で、南からの暖かい空気が流れ込みやすい影響で、平均気温は平年より高くなる予想となっています。平年の気温はこれから少しずつ下がっていく時期ですが、今年はもうしばらく暑さと付き合うことになりそうです。

昨年の北海道も、この時期は気温が平年より高くなりましたが、9月6日~10日に5日連続で真夏日を観測するなど、9月に入ってからも厳しい暑さとなりました。今年も同様に、9月前半にかけては時折真夏日となる可能性もあり、残暑は厳しくなりそうです。


●近年、札幌の9月の真夏日が増えている


北海道ではよく「お盆が過ぎれば秋が来る」と言われます。

札幌を例に取ると、その年最後の真夏日は、直近30年(1990年~2019年)平均で8月17日と、ちょうどお盆が終わる頃。例年の傾向としては、お盆が過ぎれば札幌で30度を超えるような暑さにはならない、ということになります。

しかし、9月の真夏日のデータを見ると、1900年以降に記録した26回の真夏日のうち、半分に当たる13回がここ10年に集中して観測されており、近年、札幌で9月に暑くなるケースが明らかに増えているのです。

お盆が過ぎれば夏の暑さが終わり秋が訪れる、という傾向は最近薄れてきているのかもしれません。今年の秋の訪れもゆっくりとなりそうです。


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