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雨多く暑すぎた6月 7月の暑さと梅雨明けは?




今年の6月は雨が多く、梅雨入り早々、大雨に見舞われた所もありました。気温は全国的に高く、例年より早く猛暑日となった所も。6月の天候のまとめと、7月の暑さや梅雨明けの見通しです。



●続々と梅雨入り 大雨も


今年はほぼ平年並みの梅雨入りとなった所が多く、6月10日に中国、近畿、東海が、翌11日には九州北部、関東甲信、北陸、東北南部が、さらに14日には東北北部が続々と梅雨入りしました。梅雨入り早々、前線の活動が活発になり、西日本を中心に非常に激しい雨を観測した所もありました。梅雨前線は度々本州付近まで北上し、最盛期を迎えた下旬も、発達した雨雲が日本列島に次々にかかりました。25日は、時として集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が九州北部付近に形成され、長崎県佐世保市で猛烈な雨を観測。佐世保市の25日の日降水量は274ミリで6月1位となりました。なお、6月の降水量は九州から関東甲信を中心に平年より多くなり、平年の1.5倍から2倍以上の所もありました。

一方、沖縄は上旬に梅雨末期の大雨に見舞われました。8日は石垣島で1時間に122.5ミリの猛烈な雨を観測し、日降水量は362.0ミリと6月の1位の記録を更新。その後、梅雨前線は北上し、12日には梅雨明けが発表され、沖縄はひと足早く本格的な夏を迎えました。


●全国的に暑かった6月


6月は全国的に気温が高く、厳しい暑さとなった所もありました。梅雨入り直前の8日は、九州を中心に気温が上昇。福岡県久留米市で35.8℃、佐賀市で35.2度と、全国で今年初めて「猛暑日」に。翌9日は日本海側を中心とした、さらに広い範囲で厳しい暑さとなり、福岡県太宰府市で35.6℃、島根県出雲市で35.4℃、島根県大田市と鳥取県米子市で35.1℃、島根県松江市で35.0℃を観測。いずれも6月上旬までに35度以上になるのは統計開始以来初めてで、「過去最も早い猛暑日」となりました。その後も北日本を含めた広い範囲で暑さが続き、仙台市では10日から12日まで3日連続で30℃以上と、41年ぶりに6月に3日連続で真夏日になりました。

広く梅雨入りしてからは、一時的に梅雨寒となった日もありましたが、梅雨の晴れ間が広がった日を中心に高温傾向が続きました。福岡市、山口市、名古屋市、岐阜市などでは6月の真夏日日数が統計開始以来、最多となりました。


●7月も全国的に厳しい暑さに


先週25日(木)に発表された最新の1か月予報によりますと、この先1か月も全国的に気温は平年より高いでしょう。特に北海道から北陸、東海にかけてと近畿の日本海側、中国地方、沖縄は平年より気温がかなり高くなるとして、29日に「高温に関する早期天候情報」が発表されています。熱中症のリスクが高い日が多くなりますので、体調管理にお気をつけください。


●気になる梅雨明けは


また、この先1か月は北海道や東北で前線や湿った空気の影響を受けやすく、北海道は平年に比べて曇りや雨の日が多く、東北は梅雨空が続くでしょう。降水量は平年並みか多くなりそうです。関東甲信や東海、北陸も曇りや雨の日が多いですが、近畿から九州は中旬から晴れの日が多くなる予想です。ただ、30日現在の新しい資料では、来週は太平洋高気圧が勢力を強める傾向が出てきており、予想が変わる可能性もでてきました。梅雨明けが平年より早まることも考えられますので、今後もtenki.jpで最新の情報を確認してください。


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