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立冬が過ぎて早くも冬将軍が列島に襲来




昨シーズンに続き、足踏み気味の季節の移り変わりに終止符か。木曜日は令和初の“冬の嵐"に要警戒!



●季節が大きく前進する北海道 週末一気に師走並み


14日木曜日から天気が大きく荒れるのは、『北海道 異例の寒気で猛ふぶきや大雪に』、『14日から大荒れのおそれ 冬将軍登場? 東北』をご参照ください。もう一つ注意が必要なのが大きく急降下する気温です。

上図は北海道(札幌、釧路、稚内)の土曜日にかけての予想最高気温の推移です。

あす(13日)と14日は10度以上の所が多く、14日は札幌と稚内で10月下旬並みとなりそうです。それが上空に寒気が流れ込むと様子が一変。15日金曜日の予想最高気温は札幌で3度、釧路は6度、稚内にいたっては0度と12月中旬並みの予想です。さらに金曜日は北寄りの暴風が吹くと予想されるので、体感は数字以上に寒く感じられそうです。


●東京は2年ぶりの“木枯らし1号"か


上図は、盛岡、東京、長野の土曜日にかけての予想最高気温の推移です。あす(13日)は長野では10月中旬並みの19度ですが、金曜日にかけて急降下します。盛岡の15日の最高気温は6度までしか上がらず、12月上旬並みの寒さになりそうです。東京は14日木曜日が10月中旬並みの22度が予想されますが、午前中に観測され、午後は急速に気温が下がるとみられ、翌日は15度までしか上がらない予想です。また、14日の午後から15日にかけては北寄りの風が強まり、東京では「木枯らし1号」が吹くかもしれません。もし観測されれば2017年(10月30日)以来2年ぶりとなります。


●冬の嵐の要因は急速に発達する低気圧


予想天気図を見るとあすは高気圧が離れ、大陸から前線を伴った低気圧がやってきます。午前9時で、中心気圧1012hPaと予想されます。それが14日になると日本海北部に進み、中心気圧が984hPaと24時間で28hPaも低下します。14日は西高東低の強い冬型の気圧配置となり、上空には11月中旬としては、平年よりも10度ほど低い真冬並みの寒気が南下します。14日は前線通過前は比較的気温が高いですが、通過後は急速に気温が低下し、寒暖差がかなり大きくなりますので、要注意です。

◆防災上の注意点まとめ

北海道では大雪、猛吹雪や吹き溜まりによる交通の乱れ、東北は北部の平地でも雪が積もる恐れがあります。また、湿った雪が電線へ着雪し、停電が発生することも想定されます。今後の情報をこまめに確認し、早めの備えを心掛けて下さい。


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