北・東日本は非常に激しい雨の所があり、都心のピークは朝。日本海側だけでなく千葉県でも風が強まる恐れ。東・西日本は、季節外れの暑さにも注意。

●「滝のような雨」を観測

台風18号から変わった温帯低気圧に向かって、大雨の元になる「暖かく湿った空気」が流れ込んでいます。このため、今朝は、東日本の太平洋側や北日本の所々に、発達した雨雲がかかっています。岐阜県郡上市八幡では午前3時5分までの1時間に60.0ミリの滝のような雨が降り、10月としては観測史上1位の値を更新しました。

●北陸や東北 暴風や高波に警戒

元・台風18号の低気圧は、今夜にかけて、勢力を維持したまま、東北地方に接近・通過するでしょう。このため、まず気をつけなければいけないのが「風」です。
北陸や東北地方では、きょう4日は、非常に強い風が吹くでしょう。予想される最大瞬間風速は、北陸で35メートル、東北は30メートルとなっています。また、海は大しけとなる恐れがありますので、暴風や高波に警戒して下さい。

●台風15号の影響が残る 千葉県でも 強い風に注意

風が強いのは、日本海側だけではありません。関東は南風が強まるでしょう。中でも、千葉県では、やや強い風が吹き、海上では強い風が吹きそうです。さらに、低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が「非常に不安定」になり、竜巻などの突風の恐れもあります。先日の台風15号の影響で被災した所では、瞬間的にはブルーシートがめくれ上がるほどの風が吹く可能性がありますので、十分お気をつけ下さい。

●北・東日本 夜にかけても大雨 都心のピークは朝

そして、広い範囲で注意しなければならないのが「大雨」です。東日本では4日夜にかけて、北日本では5日明け方にかけて、大気の状態が「非常に不安定」でしょう。このため、カミナリを伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所がありそうです。これは、傘が全く役にたたなくなったり、車の運転は危険なレベルです。あす5日6時までに予想される雨量は、いずれも多い所で、北海道で150ミリ、東北や北陸で120ミリ、関東で80ミリとなっています。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに、警戒が必要です。
特に、東京都心では、雨のピークが、きょう4日朝の通勤や通学の時間帯と重なりそうです。局地的に、カミナリが鳴ったり、道路が川のようになるほどの雨が降りますので、時間に余裕をもって、お出かけ下さい。

●関東から西 8月並みの暑さも

天気は西から回復へ向かいますが、晴れてくる所では「季節外れの暑さ」にも注意が必要です。最高気温は、関東から西では30度を超える所が多く、東京都心は8月並みの暑さでしょう。広島や高知でも、真夏日になりそうです。西から乾いた空気に入れ替わってきますが、雨が止んだばかりの所では、まだ湿度が高く、蒸し暑く感じられるでしょう。10月最初の金曜日で、運動会の練習など体を動かす方は、こまめな水分補給を心がけて下さい。