きょうの九州は台風周辺の暖かい空気が流れ込み、一部フェーン現象も起こり、記録的高温になっています。きょう午後3時までの最高気温は、福岡県糸島市34.0度、大分県日田市33.7度と、10月としては観測史上最も高い気温を観測しました。
台風18号は今夜遅くからあす朝にかけて朝鮮半島南部を進み、九州北部にはあす未明から明け方頃に最も近づく見込みです。前回の台風17号ほどではありませんが、あす午前をピークに九州北部沿岸海上は荒れた天気に警戒・注意が必要です。

●台風18号 あす未明から明け方頃に九州北部接近

台風18号は、きょう2日(水)午後3時現在、黄海を北北東へ進んでいます。このあと北東へ進み、今夜遅くからあす3日(木)朝にかけて朝鮮半島南部を進む見込みです。九州北部にはあす未明から明け方頃に最も近づくでしょう。前回の台風17号(先月22日から23日)に比べると、今回の台風18号は100キロから200キロくらい北側を通過し、台風の勢力としても今回の台風18号は勢力をやや落として近づく見込みです。このため、前回の台風17号ほどではありませんが、あす午前をピークに九州北部沿岸海上は荒れた天気に警戒・注意が必要です。

●局地的に非常に激しい雨

【雨】九州は台風周辺の湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定です。きょう2日(水)は局地的に非常に激しい雨が降っており、あす3日(木)にかけて局地的に発達した雨雲がかかるでしょう。予想雨量はあす正午までの24時間に、多い所で長崎県壱岐・対馬150ミリです。壱岐・対馬を中心に大雨に警戒し、九州は落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。特に、竜巻などの激しい突風は台風から遠く離れていても活発な積乱雲に伴いしばしば発生しますので注意が必要です。

●壱岐・対馬の海上で非常に強い風

【風】九州北部沿岸海上を中心に南よりの風が次第に強まり、長崎県壱岐・対馬の海上は、あす3日(木)未明から明け方にかけて非常に強い風が吹くでしょう。予想最大瞬間風速は、壱岐・対馬など対馬海峡や九州の西海上で30メートルです。九州北部沿岸部の陸上は20メートルから25メートルで、瞬間的には風に向かって歩きにくく、傘が差しにくくなるくらいの風です。

●海はしけて、高潮の恐れも

【波・高潮】九州の外海はうねりを伴い波が高く、対馬海峡や九州の西海上は、あすにかけて4メートルから5メートルとしけるでしょう。また、年間でも潮位が高い時期にあたり、台風の接近に伴い高潮の恐れがあります。満潮時刻は対馬できょう2日午後11時13分、あす3日午前11時59分です。海岸や河口付近の低い土地では、浸水や冠水に注意が必要です。