先週の暖かさから一転、今週は水曜日頃と日曜日頃に師走並みの強い寒気が流れ込み、寒い一週間となりそうです。北海道は平地でも雪が降る可能性があります。
●北は雪降る寒さ
先週は季節を巻き戻したかのように、11月とは思えない暖かさとなった日がありましたが、今週は一転して急に寒くなります。14日(水)頃と18日(日)頃を中心に師走並みの強い寒気が流れ込むでしょう。季節が一気に進みそうです。上の図は14日(水)午前9時の予想天気図で、上空1500メートル付近で予想される寒気の強さを紫色と水色で示しました。紫色は平地でも雪になるような目安の寒気、水色は山で雪になる目安といわれる寒気です。13日(火)から14日(水)にかけては北海道や東北の標高の高い所で雪が降り、積もる所もあるでしょう。また、北海道では稚内など宗谷地方を中心に平地でも雪が降り、積もる可能性があります。車の運転は場所によって路面状況が変化しますので、注意が必要です。北海道や東北には今週末にさらに強い寒気が流れ込みます。週末はあちらこちらから雪の便りが届くかもしれません。
●関東から九州も寒くなる
関東から九州では、先週は晴れると気温が20度を超えて、25度近くまで上がった所もありましたが、今週は晴れても気温は20度に届かない所が多くなります。東京はこの時期の最高気温が16度くらいですが、週末にかけての予想最高気温は16度前後です。これで大体平年並みですが、先週が暖かかっただけに急に寒くなったように感じるでしょう。また、朝晩もグッと冷えます。14日(水)から16日(金)は、全国にあるアメダスの8割から9割近くで最低気温が10度を下回る予想で、関東から九州でも内陸部では霜が降りたり氷が張ったりするほど冷え込む所がありそうです。通勤・通学時はこれまでより厚手の上着やストールなどを用意して、体を冷やさないよう、お気をつけください。
大谷翔平・野球ニュース