気象庁は、霧島山(新燃岳)の火山活動に関する見解を取りまとめました。当面は爆発的噴火活動が継続すると考えられ、大きな噴石の飛散や、空振が発生する可能性があります。

●これまでの火山活動

新燃岳は3月1日(木)に噴火が開始し、6日(火)には溶岩が火口内に噴出を開始しました。9日(金)からは爆発的噴火が活発になり、大きな噴石の火口から2kmまでの飛散や、大きな空振が観測されています。9日(金)以降の噴火活動は、溶岩内部で火山ガスによる圧力が高まって爆発的噴火を起こしていると推定され、2011年2月以降の活動と類似しています。

●今後の見通し

当面は爆発的噴火活動が継続すると考えられ、大きな噴石の飛散や、空振が発生する可能性があります。火口縁を越えた溶岩が斜面下部まで達したり、その崩壊による火砕流が居住地域まで達する可能性は低いと考えられます。深部のマグマ溜まりから新燃岳火口へのマグマの動きに注意し、火山活動の推移を引き続き慎重に監視する必要があります。