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日本気象協会「あんず開花予想」平年並


日本気象協会は、日本一のあんずの里の開花予想を発表しました。ほぼ平年並の4月6日頃の予想となっています。


●2017年あんずの里開花予想 ほぼ平年並


日本気象協会では、3月の毎週水曜日にサクラの開花予想を発表していますが、同日にあんずの開花予想も発表しています。

あまり「あんずの花」は聞き慣れないかもしれませんが、サクラや梅、桃と同じバラ科サクラ属で、特に、同じバラ科サクラ属スモモ亜属に属する梅にとてもよく似ています。梅は、サクラやあんずよりも比較的早く咲くため、4月頃に「こんな時期にまだ梅が咲いてる!」と思ったら、それはあんずかもしれませんよ。じっくり見てみて下さいね。

そんなあんずも、気温などをもとに、サクラと似た手法で開花を予測することができます。

最新の第4回(3月22日発表)の開花予想では、「日本一のあんずの里」と言われる長野県千曲市で、4月6日(平年差-1日)の開花を予想しています。なお昨年は、記録が残っている昭和46年以来最早の3月28日の開花となりましたが、今年はほぼ平年並の開花となりそうです。

詳しい開花予想は、こちらをご覧下さい。

●信州千曲観光局 あんず開花に関する情報 http://chikuma-kanko.com/category/info/anzu/


●絶景!里一面がピンク色に染まる「日本一のあんずの里」とは


山一面がピンク色に染まると言えば、「一目千本」とまでうたわれる奈良の吉野のサクラが有名ですが、あんずで里一面がピンク色に染まる光景があります。それが長野県長野市のお隣にある千曲市です。森と倉科の2つの地区にまたがって、なだらかな傾斜面にあんず畑が広がり、例年4月上旬から中旬にかけて里山一面が春一色に染まります。さらに、あんず畑の一番上にある上平展望台からは里山全体のあんずを見渡すことができ、「一目十万本」とまで言われる迫力があります。まるで青い北アルプスのふもとに一面ピンクの絨毯が広がっているような絶景です。その規模の大きさと美しさから「日本一のあんずの里」と呼ばれるようになりました。今ではこの季節に、毎年20万人近くが訪れています。


●現在の「あんずの里」のつぼみのようす


写真は、昨日と、昨年のほぼ同じ時期に千曲市あんずの里の平地付近で撮影したつぼみのようすです。薄ピンク色に見えている部分が花びらですが、昨年のこの時期の状態に比べると、今年はまだ花びらが見えているつぼみが少なく、膨らみきれていません。

ただ、休眠打破に必要な冬の寒さと、3月に入ってから比較的暖かい日もあったため、順調に生長していると考えられます。


●この先の天気とつぼみの生長は?


今週末から来週にかけては、平年並からやや気温が低い日が続く見込みです。そのため、つぼみの生長も少しゆっくりとなりそうです。ただ、4月に入ると気温が上がって春らしい陽気の日が多くなり、つぼみもすくすくと育つでしょう。4月6日頃には花が開き、例年どおり上旬から中旬にかけて見ごろを迎えそうです。

千曲市では、開花予想に合わせて、4月1日~4月16日までの約2週間「第62回あんずまつり」が開催されます。周辺の関東・東海・山梨などでは、ちょうどソメイヨシノの見ごろがすぎたあたりのタイミングになります。引き続き、春を求めてお出かけしてみるのもよさそうですね。

次回は「一目十万本」の景色とともに、開花レポートをお伝えしますので、お楽しみに!

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