昨年12月に韓国キウムからポスティングシステムでジャイアンツに移籍した李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が左肩の関節唇損傷で手術を受けるため、今季中の復帰が絶望となった。複数の米メディアが17日(日本時間18日)伝えた。今月12日の本拠地でのレッズ戦で守備中にフェンス際の打球を捕球しようと試みた際に強打し、負傷者リスト入りしていた。
李政厚は2017年に韓国プロ野球の新人王に輝き、22年には2年連続首位打者と初の打点王に輝きMVPに選出。韓国代表としても活躍し、昨年3月のWBCでは全試合で安打を記録した。中日でプレーした李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持ち名古屋生まれで、イチローの大ファンとしても知られている。
ジャイアンツには6年総額1億1300万ドル(約175億円)の大型契約で移籍。今季は37試合に出場し打率2割6分2厘、2本塁打、8打点、2盗塁だった。