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【オリックス】平野佳寿が亡くなった清川栄治さん悼む「右足の親指」コーチ時代の教え今も大事に


2008年11月、野茂英雄臨時コーチ(左)と投球動作を話し合う清川栄治コーチ

西武の投手育成アドバイザー、清川栄治(きよかわ・えいじ)さんが悪性腫瘍のため5日に都内の病院で死去した。62歳だった。

オリックス平野佳寿投手(40)は入団2年目の07年から7年間、コーチだった清川さんに指導を受けた。その間に先発からリリーフに転向して躍進を遂げた。京都出身の同郷でもあった。以下は平野佳のコメント。

    ◇    ◇    ◇

清川さんは、プロ野球に入ってすぐに一緒にやらせていただきました。いつも選手を見てくれると言いますか、選手に寄り添ってくれる方でした。(他のコーチも)みなさん優しい方もいらっしゃいますが、僕が出会った中で、本当に優しい方でした。打たれた後もしっかりフォローしてくださいますし、常に選手ファーストで、選手のためにやってくださるコーチでした。

普段はそこまで多くはアドバイスはされないんですが、本当に僕が困っている時などに、ワンポイントでアドバイスをいただいて、そのタイミングもすごくうれしかったですし、その中で今も印象にあるのが『投げる最初の時に一番頑張らないといけないのは、右足の親指だよ』という言葉でした。確かにそこがブレてしまったら、その後も全てブレてしまいます。そこをしっかりと固めてプレートに掛けてから投げにいく、というのは今も僕は思っていますし、すごく良い事を教えていただいたと思っています。

そういった事をポイント、ポイントでさりげなく言っていただける事がうれしかったですし、本当に選手に対しても気遣いをしてくださる方でした。

新型コロナの時期には(京都の)自主トレ先まで見に来ていただいて、僕がアメリカから帰ってきたという事もあったり、清川さんも京都の方という事もあったのかも知れませんが、施設まで足を運んでいただいて、(自主トレ仲間も含めた)僕たちみんなに『頑張ってるね』という様な激励をしてくださるような一面もありましたし、ずっと応援してくださっているような感じもありました。

僕もニュースで(訃報を)知って、すごくショックが大きかったです。本当にすごく優しいコーチでしたし、最後にもう一度お会いしたかったという思いがありますので、本当に寂しいという思いが強いですが、今は心からご冥福をお祈りしています。

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