starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

帝京長岡が春2連覇!プロ注目右腕の茨木佑太が「4番中堅」で2安打3打点、昨秋大敗の借り返す


帝京長岡対日本文理 春連覇を決め、歓喜の輪を作る帝京長岡ナイン

<春季高校野球新潟県大会:帝京長岡4-2日本文理>◇12日◇決勝◇長岡市悠久山球場

帝京長岡が2年連続2度目の春優勝を決めた。昨秋決勝で敗れた日本文理に4-2でリベンジ。「4番中堅」で先発出場したプロ注目右腕の茨木佑太(3年)が、先制&勝ち越し打で2安打3打点と躍動し、今大会18イニング無失点のエースがバットでもチームを春V2に導いた。日本文理は夏に「打倒茨木」を果たす覚悟を決めた。帝京長岡は6月1日に開幕する北信越大会(富山)に出場する。

    ◇    ◇    ◇

ヒーローは、一足遅れて歓喜の輪に加わった。最後の打者を遊ゴロで打ち取って優勝が決まった瞬間、茨木は中堅から猛ダッシュ。「悔しい思いはしてきたので、ここでしっかり勝たないといけなかった。最後、日本文理さんを倒すことができて良かった」。昨秋の決勝で15-24の大敗を喫した宿敵に雪辱し、笑顔で右の人さし指を突き上げた。

「4番茨木」の気迫が勝った。まずは1回表の第1打席。1死一、二塁から外角真っすぐをはじき返し、中前へ先制打を放った。2-2に追いつかれた直後の7回表1死一、二塁の第3打席では、高めに浮いたカーブを右翼線に流し打つ。勝ち越しの2点二塁打で試合を決めた。決勝まで23打数5安打で「絶不調」だったが、大一番で2安打3打点。「最後はバッターとして貢献したかった」と燃えていたエースのバットに、野球の神様がほほ笑んだ。

試合後、芝草宇宙監督(54)にも笑みがこぼれた。「日本文理さんを必ず倒したいと。選手もその思いでずっと練習してきた結果。自分としても非常にうれしいし、また彼らの財産にもなる」と勝利をたたえた。

春王者も、次は繰り返さないことが肝要になる。昨年は春を初めて制しながら夏3回戦で姿を消した。その悔しさを、茨木はベンチで味わっている。「チームとしても、まだまだレベルアップできる。向上心を持って、まずは北信越制覇。1戦1戦、しっかり大事に戦っていきたい」。慢心はない。目指すのは目の前の勝利だけだ。【大島享也】

○…今大会初先発の背番号「5」小林真大投手(3年)が8安打4奪三振2四死球2失点で完投し、春連覇に貢献した。130キロ前後の直球に変化球を制球良く投げ込み、凡打の山を築いた。先発を伝えられたのは決勝前夜。「もしかしたら…とは思っていた。去年の秋に(日本文理に)負けて自分もベンチにいて悔しかったんで、勝てて良かった」と納得した。芝草監督も「100点と言っていいぐらい、よく粘ってくれた。持ち味を存分に出してくれた」と拍手を送っていた。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.