<春季高校野球新潟県大会:帝京長岡4-2日本文理>◇12日◇決勝◇長岡市悠久山球場
帝京長岡が2年連続2度目の春優勝を決めた。
前日11日の関根学園との準決勝で9回完封したプロ注目右腕・茨木佑太投手(3年)は「4番中堅」で先発出場。初回に先制打、2-2の7回には勝ち越しの2点二塁打を放つなど、2安打3打点の活躍。バットで優勝の立役者になった。
投げては今大会初先発の小林真大投手(3年)が2失点完投。走者を出しながらも最後までしのぎ、勝利をたぐり寄せた。
元日本ハム投手の芝草宇宙監督(54)は「日本文理さんを必ず倒したい、と。その思いで選手たちもずっと練習してきた。この結果は彼らの財産にもなりますし、夏に向けて最高のステップになった」と声を弾ませた。
帝京長岡は6月1日開幕の北信越大会(富山)に出場する。