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日本文理・野本蒼太「自分がカバーできれば」2番手で逆転呼び込む好投「自分のスタイル作れた」


日本文理対新発田農 3回途中から日本文理2番手で登板した野本(撮影・大島享也)

<春季高校野球新潟県大会>◇28日◇2回戦◇新発田市五十公野野球場ほか

新津工が16安打を重ねて、9-1の7回コールドで村上を下した。田海(とうみ)郁真内野手(3年)が4番と抑えの「二刀流」で勝利に貢献。打っては先制打を含む3安打3打点をマーク。投げても最終7回にマウンドに上がり無失点で締めくくった。中越は長岡に5-0で快勝。1番・窪田優智(ゆうと)外野手(2年)が4安打1打点で打線を引っ張った。日本文理は10-5で新発田農を破った。

   ◇   ◇   ◇

日本文理は控え左腕の野本蒼太投手(3年)が流れを変えた。

3点を奪われて逆転され、なお1死満塁の3回の大ピンチで2番手でマウンドへ。「自分がなんとかカバー出来れば」と中犠飛こそ許したが、後続は断った。4回2/3を投げ2安打3奪三振の無失点。打線の奮起を呼び込んでの勝利につなげ、「打ち取るという自分のピッチングスタイルを作れたのがよかった」とクールに振り返った。

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