ネッツの渡辺「出来に満足」＝ウィザーズ八村との対決で存在感―ＮＢＡ

　【ワシントン時事】米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）、ネッツの渡辺雄太は４日、敵地ワシントンでのウィザーズ戦に途中出場し、２４分２秒のプレーで今季最多の１４得点を挙げて１２８―８６の勝利に貢献した。８リバウンドも記録。八村は途中出場から１７分４１秒プレーし２得点だった。 　渡辺は第１クオーター途中で登場すると、コートで八村と対峙（たいじ）。コーナーから３点シュートを沈めてリズムに乗った。第４クオーターには３点シュートとダンクシュートを決めて得点を重ねた。体を張った守備で八村のシュートを阻止するなど、攻守に存在感を示し「決めるべきシュートを決めることができた。自分の出来に満足している」とうなずいた。 　試合前日、一緒に食事をしたという八村と今季初の日本人対決。相手を特別に意識することはなかったが、「日本のバスケットにとって大きなこと。自分たちがパイオニアになっていかないと」。思いを新たにしていた。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕ウィザーズの八村（右）とネッツの渡辺＝４日、ワシントン（ＡＦＰ時事）