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好機逃さず、一気の寄り=翔猿、自己最高位で初金星―大相撲秋場所


 幕内5度目の挑戦で初めて照ノ富士を倒した。入幕から2年かけての初金星に「まだ実感していない」。表情一つ変えず、早口でひょうひょうと話す姿が翔猿らしかった。  まわしを与えないよう、間を取りながら動いた。予想通りの展開となる中、じれ始めた横綱の腰が高くなってきたところを逃さなかった。勢いよく飛び込んで深く2本差すと、一気に前へ。「作戦じゃない。流れでいった」と振り返る無心の攻めだった。  7月の名古屋場所は8勝目を挙げた後、新型コロナウイルス関連で13日目から休場。他にも休場者が相次いだこともあり、西前頭6枚目から自己最高位の東筆頭まで出世した。一気に番付が上がったものの、ぶつかり稽古の量も増やして「力はだいぶついた。しっかり幕内で相撲を取れている」。着実な成長が最後の寄りにも表れていた。  秋場所では、新入幕だった2年前に11勝を挙げ、千秋楽まで優勝争いに絡んだこともある。新三役への思いを隠さない30歳は「ここから頑張りたい」。短い言葉の中に自信をにじませた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕照ノ富士(左)を攻める翔猿。寄り切りで破る=12日、東京・両国国技館
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