新会長に土田雅人氏＝「ラグビー界に恩返しを」―ラグビー協会

　日本ラグビー協会は２６日、東京都内で評議員会と理事会を開いて役員を改選し、元日本代表ＦＷの土田雅人氏（５９）が新会長に就任した。任期は２年。森重隆会長（７０）は任期満了で退任し、名誉会長となる。 　土田氏は秋田工高から同大に進学。故平尾誠二さんとともに主力として活躍し、１９８２年度から全国大学選手権３連覇を達成した。卒業後はサントリー（現東京ＳＧ）でプレーし、監督も務めた。２０１５年から日本協会理事。 　土田氏は就任会見で「ラグビー界に恩返しをしたいという思いで（会長を）引き受けた。世界でナンバーワンだと誇れる協会にしたい」と抱負を語り、男女１５人制代表ワールドカップ（Ｗ杯）の４強入りや競技人口の増加を目標に掲げた。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕日本ラグビー協会の新会長に就任し、笑顔で記者会見する土田雅人氏＝２６日午後、秩父宮ラグビー場（代表撮影）