封じられたバイエルン＝サッカー欧州ＣＬ

　バイエルン・ミュンヘンはビリャレアルの堅守に自慢の攻撃陣を封じられた。ボール支配率で大きく上回り、相手の倍近い２１本のシュートを放った。だが、そのほとんどは攻めあぐねた末のロングシュートで、崩し切っての決定機はほぼ皆無だった。 　良いところなく完封負けを喫したが、唯一の収穫は多くのチャンスをつくられながら１失点で済んだことだ。欧州連盟公式サイトによれば、ナーゲルスマン監督は「負けてしかるべき試合だった。前半はチャンスをつくれず、後半はむやみに点を取りにいったが、あと２点は奪われてもおかしくなかった」と反省しきりだった。（バルセロナ時事）【時事通信社】