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ぶっつけ本番の北京=日本、求められる対応力〔パラリンピック〕


 北京パラリンピックに臨む日本選手団は、アルペンスキーで前回平昌大会金メダルの村岡桃佳(トヨタ自動車)を筆頭に実力者は少なくない。だが、選手は北京の会場を経験しておらず、ぶっつけ本番という難しい状況。計10個のメダルを獲得した前回の成績を超えるには、柔軟な対応力が求められる。  アルペンスキーのチームは、渡航に先立ち北京市延慶区のコースの映像を入念に確認。2006年トリノ大会銀メダルの東海将彦(トレンドマイクロ)は「斜面変化に富んでいて、難しい部類」と分析し、頭の中にイメージをたたき込んでいる。  北京のコースは硬いバーンが特徴という情報は得ているが、雪質が変化する可能性も。石井沙織ヘッドコーチは「3月の気温は高くなると思うが、(コースの)予想はできない。それに備えてスキーのエッジの調整などしていきたい」と強調する。現地入りしてからの短い練習時間で、しっかり感触をつかみたいところだ。  張家口が舞台のノルディックスキーやスノーボードのチームは、天候への警戒を強める。五輪では氷点下20度を下回る日もあり、パフォーマンスの低下が懸念される。  ノルディックスキーチームの大きな助けになっているのが、気象サービス「ウェザーニューズ」の存在。雪質など観測データの提供を受け、最適なスキー板やワックスの選択に役立てようとしている。新型コロナウイルスの影響でリモートでのサポートになるが、荒井秀樹ゼネラルマネジャー(GM)は、「優秀な気象予報士がついていてくれるので心強い。これを力に頑張っていきたい」と頼りにしている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕国家アルペンスキーセンターの回転などの技術系種目が行われるコース(中央と右)=1月14日、延慶
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