鹿島の鈴木、古巣復帰のゴール＝Ｊリーグ

　ベルギーのシントトロイデンから鹿島に約２年半ぶりの復帰となった鈴木が、鮮やかなゴールを決めた。同点とされた直後の前半３０分、混戦からのこぼれ球に鋭く反応。中央からワンタッチで流し込む勝ち越しの一撃に、「また鹿島で戦えるという感情がこみ上げてきた。特別なゴール」と喜びをかみしめた。 　新型コロナウイルスの影響でバイラー新監督の合流が遅れているが、前線から積極的にボールを奪うなど、チームが目指している攻撃的サッカーで最高のスタート。監督代行として指揮を執った岩政コーチは「監督が描いていたサッカーができた」とほっとした表情。２ゴールの上田は「逆境をモチベーションにできた」と胸を張った。（了）【時事通信社】