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「水素を活用した理想社会」への理解を深める 水素バスで行く!水素施設等体験見学ツアー開催


2019年3月7日



水素施設等体験見学ツアー事務局



東京スイソミル、水素ステーション、国際水素・燃料電池展を巡り

日本が目指すべき「水素を活用した理想社会」への理解を深める

水素バスで行く!水素施設等体験見学ツアー

「水素社会実現に向けた経済産業省の取組」セミナーも開催。

「実際に設備を見て、水素が身近なエネルギーだと学んだ」と多くの声。

2019年3月1日(金) 東京都内(港区、江東区エリア)で実施



 資源エネルギー庁(本拠地:東京都千代田区)は3月1日(金)に、「水素を活用して日本が目指すべき理想社会」に対する理解を深めてもらうことを目的に、報道関係者やインフルエンサーを対象とした「水素バスで行く!水素施設等体験見学ツアー」を、東京都内(港区、江東区エリア)で実施しました。

 本ツアーでは、温室効果ガスを出さない低公害な自動車として世界的に注目を集めている水素エネルギーを使用して走る燃料電池バスで移動しながら、32名の参加者が水素エネルギー関連施設を巡りました。まず、見学体験型学習施設の水素情報館「東京スイソミル」、次に燃料電池自動車や燃料電池バスに水素を供給する「イワタニ水素ステーション東京有明」、最後に東京ビッグサイトで2月27日(水)から3月1日(金)まで開催された「国際水素・燃料電池展(FC EXPO2019)」を周り、日本における水素ビジネスの現状を学びました。

出発前には本ツアーの趣旨説明を兼ねたセミナーを開催し、経済産業省資源エネルギー庁 新エネルギーシステム課の江澤正名課長が「水素社会実現に向けた経済産業省の取組」と題した講演を行いました。

 ツアー終了後、参加者は「実際に運用されている設備を見学して、水素が身近なエネルギーであることを学んだ」「未来の燃料だと思っていた水素が、ここまで実用化されていることに驚いた」「低公害であることも興味深く、環境保護の面でも期待できる」と感想を述べていました。



■ツアー開催概要

・名 称 水素バスで行く!水素施設等体験見学ツアー

・主 催 経済産業省資源エネルギー庁

・日 時 2019年3月1日(金) 10:00~16:00

・行 程 東京スイソミル、イワタニ水素ステーション東京有明、国際水素・燃料電池展(FC-EXPO)2019

・登壇者 江澤正名 (経済産業省・資源エネルギー庁 新エネルギーシステム課長)



第1部 セミナーおよび講演

 ツアー出発前には、経済産業省・資源エネルギー庁 新エネルギーシステム課の江澤正名課長が登壇し講演を行いました。「経済産業省は水素について20年以上取り組みを行っている。燃やしても二酸化炭素を出さない水素は環境に優しく、化石エネルギーやバイオマス、太陽光や風力など多様なものから作り出せるため、エネルギーセキュリティにも貢献できる。日本は水素について高い産業競争力を持っており、国際特許の数は世界一位である」と語ったうえで、水素社会の実現に向けた戦略や先進的な取組について説明しました。



第2部 東京スイソミル、イワタニ水素ステーション見学     

 水素を燃料として使用する燃料電池バスに乗車した参加者は、エンジン音がなく静粛性に優れた燃料電池バスの特性を体感しながら移動し、江東区潮見にある水素情報館「東京スイソミル」と、江東区有明にある「イワタニ水素ステーション東京有明」を見学しました。スイソミルでは展示見学に加え、生成した水素をエネルギーとして使用する実験を体験。また、水素ステーションで水素の充填作業を見学した参加者は、作業スタッフにインタビューするなど高い関心を示していました。



第3部 国際水素・燃料電池展(FC EXPO 2019)   

 ツアーの最後は、東京ビッグサイトで2月27日(水)~3月1日(金)まで開催された「国際水素・燃料電池展(FC EXPO2019)」を見学しました。同イベントは、水素や燃料電池の研究や開発、製造に関わる企業が一堂に会する国際商談展で、参加者は最新の技術や素材の展示を見学し、各ブースで行われるプレゼンテーションや専門家を招いてのセミナーに耳を傾けていました。



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