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デジタル農業技術プラットフォームに新たな機能の追加とデータ・コネクティビティの強化を行うと発表


2017年9月8日



日本モンサント株式会社



クライメート・コーポレーション、デジタル農業技術ソリューションの提供を加速



The Climate Corporation(クライメート・コーポレーション)がクライメート・フィールドビュー™

(デジタル農業技術)プラットフォームのデジタル・ツールボックスを拡大し、強固かつ革新的な

パイプライン全体の研究開発の進捗を加速すると発表



2018年の製品は、農業生産者が区画ごとに作物を管理できる手段をより多く提供



本文書の正式言語は英語であり、その内容につきましては英語を優先します。原文は本社のウェブサイトをご参照下さい。

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イリノイ州ジケーター(2017年8月29日) ―  モンサント・カンパニー(NYSE: MON)の子会社であるクライメート・コーポレーションは、ファーム・プログレス・ショー(Farm Progress Show)にて、2018年のシーズンに向けて、業界をリードするクライメート・フィールドビュー™(Climate FieldViewTM)デジタル農業技術プラットフォームに新たな機能の追加とデータ・コネクティビティの強化を行うと発表しました。この進化によって、農業生産者はデータを活用して自身が所有する農地の変動性を特定し、効率的に管理できるようになるほか、入力データをカスタマイズすることで収量を最適化し、収益性を最大限に引き上げることができるようになります。また、クライメート・コーポレーションは、業界をリードする当社の革新的なパイプライン全体において、研究開発の進捗を加速させ、農業生産者にデジタル農業技術ソリューションを提供するスピードを速めると発表しました。



「農業生産者には過去3回の生育期に、あらゆるデータの集約や、農場全域における決断を好結果に導く知見の明確化などのため、クライメート・フィールドビュー™・プラットフォームの価値を体験していただきました」と、クライメート・コーポレーションのジム・エシントン(Jim Ethington)製品担当副社長は述べます。「私たちは、農業生産者の皆様が農地の変動性をかつてないほど正確に管理できるよう、分析に基づいた知見を次へと進める段階に入っています。2018年には新製品を拡大して当社のプラットフォームを強化し、設備の互換性を高めて米国全土のより多くの農業生産者に、この有用性をお届けてしていきます」



農地の変動性を特定したり区画ごとの作物入力データを調整したりするなど、農業生産者によるデータの活用度を高めるため、クライメート・コーポレーションは今までにない、柔軟かつ確実な肥沃度管理や播種方法を処方できるツールを開発し、生産者がそれぞれの目標に合わせて収量を最適化できるようにしました。画像に基づく新たな区画管理を用いた広域での高度種子スクリプト強化に加え、窒素やリン、カリウム、石灰を新たに手動で入力できるスクリプト・ツールにより、農業生産者は農地全域における最適な投入の全体像を把握できるようになります。



「この数シーズンにわたり、クライメート・フィールドビュー™・プラットフォームを使ってきました。主に窒素管理の効率性を上げることが目的です」と、イリノイ州カーリンビルの農業生産者ランディ・ウィリアムソン氏(Randy Williamson)は述べてます。「クライメート社の窒素監視ツールのおかげで、作業を行うにあたり最善の決断を下すことができ、非常に多くの時間と費用を節約することができました。次のシーズンには、他の肥料も手動で規定できるようになると聞き、とても楽しみにしています。農場の健康状態を示す画像を用いた区画管理と合わせて種子の配分が作れるようになると、私の農地に最適な計画を立てるための選択肢が一層広がります」



2017年1月に、クライメート・コーポレーションは、35を超えるプロジェクトを備えた業界をリードする研究開発パイプラインを発表しました。これは、デジタル農産業界では初となる綿密なパイプラインです。そして今日、その革新的なパイプラインにおける複数プロジェクトの進捗を加速し、農業を発展させていくと発表しました。



「デジタル農産業界で、当社は独自の収量アプローチを確立しています」と、クライメート・コーポレーションの主任科学者サム・エシントン(Sam Ethington)は述べました。「私たちは、農地の生産性を左右する多くの変動性を把握し、生産者の皆様に科学やデータに基づいた情報をお届けできるよう、こうした変動性の評価を積極的に行っています。当社はデジタル農産業界において、クライメート・フィールドビュー™・プラットフォームにもたらされる次世代の革新を共有できる、最初で、また唯一の企業です。また、私たちが目指す方向性を、農業生産者や協力者の皆様に常に知っていただけるよう、当社の革新に関する最新情報を定期的にお届けすることをお約束します」



主要な研究開発イノベーションの進化

肥沃度:手動肥沃度スクリプト(窒素、リン、カリウム、石灰)−−手動肥沃度スクリプトは、クライメートが農業生産者のために開発する、次世代の総括的な肥沃度ソリューションです。農業生産者は、それぞれの目標に合わせて窒素やリン、カリウム、石灰の管理計画をカスタマイズすることができるようになり、これによって時間の節約や入力データの最適化、農地の生産性向上が可能になります。



2018年のクライメート・フィールドビュー™新機能

種子と作付け:高度種子スクリプトの強化−−パイプライン全体で3つの科学プロジェクトを進行し、クライメートはより広域でより多くの農業生産者に種子スクリプトを利用していただけるよう尽力しています。高度種子スクリプトは、農業生産者にそれぞれの収量目標に合わせてカスタマイズした種子作付け処方を提供するために、生産者のこれまでの収量データと農地での試験結果とを組み合わせて活用します、2018年のシーズンは、このツールを足がかりにして、農地の健康状態を示す画像から導き出した区画管理を展開できるようになります。第二の選択肢として画像を追加することで、米国のトウモロコシ栽培区域の80%以上に、クライメートの高度種子スクリプト能力を活用できるようになります。



2018年のクライメート・フィールドビュー™新機能

農地の洞察:トウモロコシの病害診断と特定−−クライメートは人工知能(AI)を用いて、農地からリアルタイムでトウモロコシ病害を特定します。さらに、1月に発表したポートフォリオに、トウモロコシ病害をさらに追加しています。病害の発見は、栽培期間中の脅威から収量を守るという新しい価値を農業生産者に提供します。



革新的なパイプラインにおいて、コンセプト段階から開発段階へと進展するプロジェクト

2018年クライメート・フィールドビュー™のさらなる強化

新たな手動肥沃度スクリプトや高度種子スクリプトの強化に加え、クライメート・フィールドビュー™・プラットフォームは収量分析ツール(Yield Analysis tool)を改善し、データと設備のコネクティビティを強化することで、より多くの農業生産者にクライメート・フィールドビュー™・プラットフォームの価値を体験してもらうことが可能になります。



収量分析の向上−−クライメートの種子の実績や分析ツールを用いて、農業生産者はそれぞれの農地で何が成功し何が失敗したかを把握し、こうした結果を区域ごとの収量報告書に保存する新しい機能を活用することで、この知見を今後に応用することができます。また、改良された描画ツールやメモツールを用いて農地の区域報告書を保存・記録したり、後から報告書を読み出して農地のあらゆる場所に関するデータを容易に分析したりすることが可能になり、入力データがどのような成果を生み出しているか理解を深めることができるようになります。



データと設備のコネクティビティ拡大−−拡張した一連の設備タイプ、メーカーとモデル全体において幅広いコネクティビティが整備されており、あらゆるデータが一元管理できるので、より多くの農業生産者にとって、シーズン全体を通して管理する農業情報に追加する農地データの収集が容易になります。設備間の互換性が拡大したことで、クライメート・フィールドビュー™・ドライブ(農地のデータを直接クライメート・フィールドビュー™・プラットフォームに流し込むことができる装置)が、米国内の大多数の播種機と65%のコンバインに使用されると予想されます(2016年には50%のコンバインに使用されており、増加が見込まれます)。より多くの農業生産者にクライメート・フィールドビュー™・プラットフォームの価値を体験していただけるよう、クライメート・フィールドビュー™・ドライブと無水式アプリケータやエアシーダーとの間でも、設備とデータの互換性を拡大していきます。



また、農業生産者は、データをジョンディア・オペレーション・センターから自動的に取り出すことで、データを集約できるようになります。オペレーション・センターでは各自のアカウントから作付けや収穫に関するファイルを取り出し、クライメート・フィールドビュー™・プラットフォームに直接入れることが可能です。



2018年の新価格と2017年の価格継続

2018年シーズンには、クライメート・フィールドビュー™・プラスのデータ収集が簡易化され、データの互換性が増し、より多くの設備タイプで幅広い接続が可能になり、収量分析ツールや農地の健康状態画像、手動種子スクリプトが強化され、さらには365日間の申し込みに対する搭載支援が999ドルに増額されます。クライメート・フィールドビュー™・プラスを申し込んだ農業生産者は、希望のエリアをクライメート・フィールドビュー™・プロへアップグレードし、高度種子処方と区画ごとの窒素管理をエーカーあたり4ドルでセット購入することができます。または、作付けシーズンにエーカーあたり3ドルで高度種子処方または区画ごとの窒素管理を購入していただくことも可能です。



2017年の収穫からフィールドビュー™・プラスの価値を直接実感していただけるよう、2017年10月15日までにクライメート・フィールドビュー™・プラスを申し込まれた農業生産者には、特価販売として2017年の価格(749ドル)が継続適用されます。

2017年には、1億2000万エーカー以上の作物栽培面積でクライメート・フィールドビュー™・プラットフォームが使用され、有料サービスは3500万エーカーで使用されました。クライメート・フィールドビュー™・プラットフォームについての詳細は、お近くのクライメート販売店にお問い合わせいただくか、climate.comにアクセスしてださい。



The Climate Corporation(クライメート・コーポレーション)について

モンサント・カンパニーの子会社であるThe Climate Corporationは、デジタルツールの活用を通じて、生産性の持続的な向上を求める世界のあらゆる農業生産者を支援することを目指しています。総合的なClimate FieldView™デジタル農業プラットフォームは、包括的で連結性の高いデジタルツールを生産者に提供します。途切れのない農地データの収集と進化した栽培技術モデルと地域の気象モニタリングとを、モバイルでもパソコンでも使えるシンプルなソフトウェア・ソリューションにまとめたClimate FieldView™プラットフォームがあれば、生産者は自らの農地のことをより深く把握することができ、収量の最適化、効率の最大化、リスク削減に関する幅広い情報にもとづいた経営判断が可能になります。より詳しくは、ウェブサイトwww.climate.comをご覧になるか、ツイッターで@climatecorpのフォローをお願いします。



モンサント・カンパニーについて

モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。当社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.comおよびmonsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows(R)、或いは、当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。 



日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。

【Website】 http://www.monsanto.co.jp/

【Facebook】 https://www.facebook.com/MonsantoJapan

【Twitter】 https://twitter.com/monsantojapan

【Blog】  http://www.monsantojournal.jp/



この件に関するお問い合わせ先

日本モンサント株式会社

E-mail: bio.info@monsanto.com 



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