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【第3回】現代高校生の食生活、意識と実態調査~東京近郊の高校生400人に聞く~


2017/05/26



農林中央金庫



【第3回】現代高校生の食生活、意識と実態調査

~東京近郊の高校生400人に聞く~

2006年、2012年との比較レポート

~朝食はごはんがパンを上回りトップに、昼ごはんは「弁当」派が9割を超える~

食事中のスマホは「行儀が悪い」が「一人のときなら良いと思う」

過半数が「痩せたい」が、「おなかいっぱい食べるのが好き」も7割超



■食生活の実態

●「ごはん」(71.5%)が「パン」(70.7%)を上回り朝ごはんの主食トップに

~朝食は「ごはん」派(前々回51.0%→前回67.4%→今回71.5%)の高校生が増える

●昼ごはんは「弁当」が主流に(前々回65.5%→前回88.8%→今回91.8%)

●現代高校生は1日に平均「3.2膳」のごはんを食べる

●高校生の好きなおかず、顔ぶれはいつも「唐揚げ」「ハンバーグ」「カレーライス」



■食事の時の行動・習慣

●食事を「残すことがない」が6割以上(65.8%)、特に男子は7割(69.0%、女子62.5%)

~残すのが「もったいない」7割(69.5%)、「食べきれない時は仕方がない」3割(30.8%)



■コンビニや外食に関する意識と実態

●高校生のコンビニ利用率は9割(92.3%)を超えるが、平均は週1.8回利用

~コンビニの利用は減少傾向(週平均・前々回2.8回→前回2.2回→今回1.8回)

●高校生のファストフード利用率は約8割(82.3%)、回数は週に0.6回程度



■食との関わり方

●過半数の家で「食事中に電話やメールをしない」(56.0%)が食事マナー

●食事中のスマホは「行儀が悪い」(55.3%)と考える高校生が過半数

~「一人のときなら良いと思う」も過半数(50.5%)で、同席者へのマナーとして認識

●「おはしを正しく持っている」(76.5%)高校生は8割弱

~ナイフとフォークをきちんと使って食事が「できる」高校生も8割弱(75.5%)

●食事の準備などを「手伝う」高校生が4人に3人(75.0%)、頻度は週平均2.2回

●父親が家で「何もしない」(27.0%)は約11年で大幅減

~家で「何もしない」父親は3割弱で、2006年から約11年で大幅減(45.1%→27.0%)



■食に関する意識

●「痩せたい」(55.0%)けれども、「おなかいっぱい食べるのが好き」(73.3%)

●食事の写真をソーシャルメディアにアップしたことがある高校生は半数近く(46.5%)

~友人のソーシャルメディアで食事の写真を見たことがある人は8割(80.8%)



◇はじめに◇

農林中央金庫では、「世代をつなぐ食 その実態と意識」(2004年)から、各世代を対象に食に関する調査を継続して実施しています。本年は高校生を対象に、“食”に関する意識と実態を探ることを目的に調査を実施しました。調査にあたっては、同じく高校生を対象に実施した2006年「現代高校生の食生活、家族で育む『食』」、2012年「第2回現代高校生の食生活、意識と実態調査」との比較検証も行い、この間の意識の変化を探っています。調査対象は、東京近郊の高校生の男女各200人の計400人、調査期間は2017年3月23日から3月31日までです。



◇調査結果まとめ◇

調査の結果、高校生の食生活は、主食は「ごはん」が基本となっており、コンビニやファストフードの利用は定着しているものの頻度は増えておらず、基本的に家庭で食事していることがわかりました。育ち盛りの高校生らしく、おなかいっぱい食べるのが好きだけれど、今より痩せたいと考えています。ソーシャルメディアを使った食知識の共有が広がっており、特に女子では過半数が利用しています。

高校生の食生活では、朝食の主食が「ごはん」(71.5%)が「パン」(70.7%)を上回りトップが入れ替わりました。この11年ほどで朝食は「ごはん」派(前々回51.0%→前回67.4%→今回71.5%)が大幅に増加しています。昼ごはんでは、「弁当」も大幅に増加(前々回65.5%→前回88.8%→今回91.8%)しました。なお、現代高校生は1日に平均「3.2膳」のごはんを食べています。高校生の好きなおかずは、この11年間でほとんど変わらず、顔ぶれはいつも「唐揚げ」「ハンバーグ」「カレーライス」です。

高校生のコンビニ利用率は9割(92.3%)を超えている一方で、利用頻度は平均で週1.8回程度です。調査期間を通じて、コンビニの利用は減少傾向(週平均・前々回2.8回→前回2.2回→今回1.8回)にあります。同様に、高校生のファストフード利用率は約8割(82.3%)を超えているものの、回数は週に0.6回程度です。

食事のマナーは、過半数の家庭が「食事中に電話やメールをしない」(56.0%)ことを守るように言われています。食事中のスマホは「行儀が悪い」と考える高校生が過半数(55.3%)ですが、「一人のときなら良いと思う」も過半数(50.5%)で、現代高校生は同席者へのマナーとして認識しているようです。「おはしを正しく持っている」高校生は8割弱(76.5%)、ナイフとフォークをきちんと使って食事が「できる」高校生も8割弱(75.5%)でした。

食事の準備などを「手伝う」高校生が4人に3人(75.0%)で、頻度は週平均2.2回です。父親の3割弱が家では「何もしない」と言われていますが、それでも昔よりは「何もしない」(前々回45.1%→今回27.0%)父親はずいぶん減りました。

高校生の過半数が、「痩せたい」(55.0%)けれども、「おなかいっぱい食べるのが好き」(73.3%)です。食事の写真をソーシャルメディアにアップしたことがある高校生は半数以下(46.5%)、友人のソーシャルメディアで食事の写真を見たことがある人は8割(80.8%)を超えています。



以下は、調査内容のダイジェストです。詳細につきましては、過去の調査報告書も含め、当金庫のホームページ(http://www.nochubank.or.jp/contribution/research.html

に掲載の調査報告書をご参照ください。



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