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クラリベイト・アナリティクス が創薬標的の選定を支援する製品群をリリース


2017年3月28日



クラリベイト・アナリティクス



「Drug Research Advisor」が創薬におけるリスクの低減と研究の効率化を支援



創薬の分野では、前臨床試験において標的を同定することは困難であり、正しい標的を同定することは、創薬プロセス全体の中で最も重要なステップであることは疑う余地もありません。標的の選択プロセスで第一歩を誤ってしまうと多大なコストがかかります。CMR(Centre for Medicines Research)によると、2015年における新薬候補のPhaseIから上市までの成功確率は、すべての疾患領域で10%未満であり、PhaseIIとPhaseIII試験の半分以上で有効性が証明されず失敗しています。



このリスクとそれに起因する費用を軽減するため、この度Clarivate Analyticsの新しいワークフローツールであるDrug Research Advisorが利用可能になりました。Drug Research Advisorは、前臨床研究の主要なステップを単一のクラウドベースのワークフローに統合し、情報へのより迅速なアクセスを可能にし、より良い意思決定を可能にします。最新の可視化機能と分析ツールを備えたDrug Research Advisorを使って、IntegritySM および MetaCoreTM 製品のマニュアルキュレーションされたコンテンツをまとめて検索し活用することができます。



Drug Research Advisorシリーズの最初のアプリケーションとしてこの度リリースされたTarget Druggabilityは、薬剤、生物学、実験データおよび競合情報を1つのインタラクティブな検索ツールに統合することで、薬剤標的の同定や選択の研究調査をサポートします。 Clarivateのデータサイエンティストが、特定疾患の標的の選択を評価し、ファースト・イン・クラスもしくはベスト・イン・クラスになる可能性の高い順にスコアを付ける独自のスコアリングアルゴリズムを構築しました。

この新しいスコアリングシステムは、同定プロセスを12週間から30分未満に短縮します。



効率性の向上により、企業はより多くの標的を検討してポートフォリオに最も適した標的を選択できるとともに、間違った標的に費やす時間とコストを削減できます。 何百万ドルものコストを節約し、さらに重要なことは、企業が命を救う医薬品をより多く市場に投入することを可能にします。



[アプリケーションの動作]



Target Druggabilityを使用すると、ユーザーは適応症、標的または薬剤名によって検索をすることができ、適応症に関連付けられた標的の数を直ちに確認することができます。 同時に、分子および標的ファミリーの種類別の分析が視覚的に表示されます。 また、有用なカラーコーディング、グルーピング、サイジングによって、標的に関連した薬剤の最高開発段階の情報や、アクティブかノンアクティブプログラムなのか、標的分子の種類、バイオマーカー、動物モデル、あるいは遺伝学的証拠レベルなど、標的をとりまくメタデータを見ることができます。



ここから、ユーザーは、リスクのレベル(画期的か実績のある標的か)を評価し、標的に関するこれまでの実績に基づく独自スコアリングアルゴリズムによって結果をランク付けすることができます。



単一のターゲットレベルに進むと、ユーザーは、マニュアルキュレーションされたコンテンツの要約を含め、標的に関連する情報のレビューを開始することができます。



DRA Drug Research Advisor - Target Druggability は、Fierce Innovation Awardsにおいてトップ5 ファイナリストに認定されました。







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