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関学大が2年ぶり28度目の甲子園ボウル制覇


2016年12月18日



公益社団法人日本アメリカンフットボール協会



関学大が2年ぶり28度目の甲子園ボウル制覇



12月18日、第71回甲子園ボウルが行われ、関西学院大学が早稲田大学との一戦を31対14で制した。2年ぶり28度目となる大学日本一の座を手にした関学大は、2017年1月3日、東京ドームにおいて開催されるアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第70回ライスボウル』で、社会人王者の富士通フロンティアーズと対戦する。



 大会史上初となった対戦は早大のキックオフでスタート。関学大は、ファーストシリーズで敵陣21ヤードまで攻めるも、K西岡慎太朗の38ヤードFGが失敗に終わった。しかし、次の早稲田の攻撃をパントに抑えると、自陣35ヤードから始まった攻撃では、QB伊豆充浩のパスを軸に前進。最後はゴール前11ヤード地点からの第1ダウン10ヤードでQB伊豆がドロープレイからの自らのランで先制タッチダウンを奪った。



 7点を追うことになった早大は、その次の自陣35ヤードからスタートした攻撃のファーストプレイで、QB笹木雄太からWR中村文哉への37ヤードパスがヒット。一気に敵陣へ攻め込むと、13分41秒にゴール前4ヤードからRB北條敦史がエンドゾーンに持ち込み、試合を振り出しに戻した。



 試合はその後膠着状態が続くが、関学大は第2Qの12分3秒にRB加藤隆之が勝ち越しの6ヤードタッチダウンラン。さらに、直後の早大の攻撃で、LB山本祐輝が9ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを奪い、21対7の14点リードで前半を折り返した。



 早大は後半最初の自陣28ヤードから始まったドライブで、須貝和弘、北條の両RB軸にしたランプレイで徐々に前進。ゴール前9ヤードまで攻め込むと、3回連続パス失敗となった後のフォースダウンギャンブルでQB坂梨陽木からWR田島広大へのタッチダウンパスが通り、14対21とした。



 その後第3Qはお互いに決め手を欠き、勝負の第4Qへ突入。関学大は、3分48秒にK西岡が21ヤードFGを成功。さらに、次の早大の攻撃でDB小池直崇がインターセプトを決めて攻撃権を奪取した。敵陣46ヤードで攻撃権を奪った関学大は、野々垣亮佑、橋本誠司の重厚なランを展開して前進。ゴール前7ヤードからの攻撃では、QB伊豆が連続サックを浴びて21ヤードまで後退したが、12分57秒に野々垣が21ヤードタッチダウンラン。31対14とリードを広げた。さらに、直後の早大の攻撃でDB小椋拓海がインターセプトを奪い、勝負を決めた。



 なお、この試合のMVPには、先制TDランを決めるなどパス27回中16回成功、171ヤードの活躍でチームを勝利に導いた関学大のQB伊豆が選出された。また、敢闘賞には、3サックを記録した早大のLB加藤樹が選ばれた。



以下が監督、選手のコメント

関西学院大学 鳥内秀晃監督

「学生たちがよく頑張ってくれて素直に嬉しいです。ゲームが終わるまでわからないので先手を取れたのが大きかったです。普段通りのプレイをやろうと思っていて、選手が自分たちのプレイをやってくれたと思います。(早大は)やはりよく考えていて、我々も引っかかりましたけど、(選手が)最後まで頑張ってくれました。これだけ多くの関学ファンの前でプレイできたことは非常に有難いことですし、選手たちも多分喜んでいると思います。(ライスボウルに向けては)これからじっくりと考えて、日本一になれるように準備するだけです。」



QB伊豆充浩

「(甲子園ボウル優勝は)すごくうれしいです。昨年の悔しさがあったので今日までやってこれました。先輩の分、後輩の分すべてを背負ってやろうと思っていました。」



LB山岸明生

「甲子園という舞台で、青く染まったスタンドからの声援を受けて勝とうという思いで1年間練習をやってきました。それを達成できて、言葉にならないくらい嬉しいです。最高です。早稲田大学は本当に強かったですが、僕らとしては目の前のプレイに集中しようとやってきたので大丈夫でした。」



早稲田大学 濱部昇監督

「最初のファーストプレイでミスをして始まった試合で、その後チャンスはあったのですが、今日はオフェンスが足を引っ張ってリズムを作れませんでした。やはり関学は強いです。誰もミスをしようとして試合をしているわけではないので、コーチの自分がリカバリーしなければいけなかったですが、そこまで僕に力がなかった。」



アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第70回ライスボウル

記者発表会

(日   時)      平成28年12月20日(火) 記者発表会     : 13:00から

キックオフパーティー: 13:30から

(会   場)      東京ドームホテルB1F「シンシア」(住所: 東京都文京区後楽1-3-61)

※キックオフパーティーも「シンシア」において開催します

(出   席)      学生代表チーム:(甲子園ボウル勝者※)の監督・主将

社会人代表チーム:ジャパンエックスボウル勝者:富士通フロンティアーズの監督・主将

※関西学院大学と早稲田大学の勝者



大会実施要項



(名  称)   アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第70回ライスボウル

          American Football Japan Championship, Rice Bowl 70 by Prudential

とどけよう、スポーツの力を東北へ!



(主  催)   公益社団法人日本アメリカンフットボール協会、朝日新聞社

(主  管)   日本学生アメリカンフットボール協会

         一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会

(運営協力) 一般社団法人関東学生アメリカンフットボール連盟

         一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会

(後  援)   スポーツ庁、アメリカ大使館、日刊スポーツ新聞社、NHK

(特別協賛)  プルデンシャル生命保険株式会社

(協  力)   株式会社東京ドーム他  

(日  時)   平成29年1月3日(火)  試合開始 15:00 (開場 10:00 )

(場  所)   東京ドーム

(試  合)   学生代表チーム(一塁側 ) VS 社会人代表チーム(三塁側 )  

(出場資格)  学生は全日本大学選手権「甲子園ボウル」における優勝チーム

          社会人は日本社会人選手権「ジャパンエックスボウル」における優勝チーム

(競技規定)  1.平成28年度公益社団法人日本アメリカンフットボール協会競技規則による

          2.勝敗が決定しない場合は、両者優勝とする

(入 場 料)  指定席(バルコニー席):当日券3,500円(前売り3,000円)

         指定席(1階席):当日券3,000円(前売り2,500円)

         自由席(一般)当日券 2,500円(前売り2,000円) 高校生500円(当日券のみ)

          ※中学生以下無料/大会プログラム無料配布 

(発売期間)  平成28年11月25日(金)から平成29年1月3日(火)  

(発売場所)  チケットぴあ:Pコード 【834-255】、ローソンチケット:Lコード 【36471】

          CNプレイガイド 電話:0570-08-9999(オペレーター10:00から18:00)

          セブンチケット:店舗マルチコピー機「ライスボウル」で検索

イ―プラス:※ファミリーマート店頭Famiポート

(テレビ放映)   NHK BS1 平成29年1月 3日(火) 15:00から試合終了まで

(問合せ先)   ライスボウル実行委員会(日本アメリカンフットボール協会) 03-3450-9360

(スケジュール) 10:00 開場(ゲートオープン)

10:10 女子タッチフットボール全日本王座決定戦 第22回さくらボウル

           11:40  関東中学生アメリカンフットボール オールスター戦

           15:00 ライスボウル

※ハーフタイムショー: 2016年度 ジャパンカップ優勝(創価ルネサンス・バンガード)





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