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ミヒャエル・シュタイナーが新たにポルシェAGの研究開発担当役員に就任


2016/5/9



ポルシェAG



ミヒャエル・シュタイナーが新たにポルシェAGの研究開発担当役員に就任

ヴォルフガング・ハッツがポルシェを退社



ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)の監査役会は、5月3日の会議において開発部門のトップであるヴォルフガング・ハッツ(57)の後任にミヒャエル・シュタイナー(51)を任命しました。シュタイナーは同日より研究開発部門を引き継ぎます。2011年2月から開発部門を率いてきた前任者のハッツは、自らの希望により双方の合意のもとで監査役会との契約を解除してポルシェを離れます。シュタイナーは、14年間ヴァイザッハのポルシェ開発センターで指導的な役割を務めており、直近では、コンプリートカーエンジニアリング/品質管理の責任者でした。



ポルシェAGの監査役会会長を務めるDr.ヴォルフガング・ポルシェは、ヴォルフガング・ハッツの開発部門のトップとして5年以上にわたる多大な貢献に心から感謝の意を示しました。そこには、ポルシェの名声をより高めることに寄与したポルシェのモデルレンジの開発の成功だけでなく、918スパイダーを世に送り出したこと、そしてモータースポーツの世界でトップクラスに返り咲く事ができたことなど目覚しい業績などが含まれています。「ヴォルフガング・ハッツは、2015年6月にはル・マンにおいてポルシェLMP1クラスのワンツーフィニッシュを飾るという輝かしい業績を収めました」と監査役会会長は続けました。さらに彼は、2015年のフランクフルトモーターショーでデビューしたミッションEコンセプトカーにおいて重要な役割を果たしました。このポルシェ史上初のオールエレクトリックスポーツカーは2020年末には生産されることが予定されています。



ハッツは、昨年9月末のフォルクスワーゲングループのディーゼル問題に端を発し調査の対象になっていることもあり休職中ですが、現時点までに連帯責任のいかなる証拠も示されていません。しかし彼は、進行中の内部調査と長期間の休職により、ポルシェAGを離れる決意をしました。「ポルシェAGで過ごした時間が懐かしく思い出されます。そして、ミヒャエル・シュタイナーが後継者となってくれることを非常にうれしく思います」とハッツは述べています。



「私達は、社内評価基準に基づきミヒャエル・シュタイナーが、新しい研究開発担当役員として、最も適任であると判断しました」とポルシェAG社長のオリバー・ブルーメは述べています。「シュタイナーは2002年よりイノベーションコンセプトのトップとして、2005年からは新設パナメーラシリーズの初代トップとして、直近では2011年以来コンプリートカーエンジニアリング/品質管理の責任者として、何度も豊かな専門知識を実証してきました」とブルーメは説明しました。機械工学士のシュタイナーは、1995年にミュンヘン工科大学で工学博士号を取得し、ポルシェに入社する前はシュトゥットガルトのダイムラーAGで7年以上にわたり勤務しました。



シュタイナーの前途にはエキサイティングな仕事が待ち受けます。電動化やデジタル化との連結はポルシェにとっても重要な役割を果たします。ツッフェンハウゼンによる初の純粋なバッテリー駆動スポーツカーの開発は、新時代の幕開けとなります。シュタイナーの目標は明確に定まっています。ポルシェの伝統的なDNAと未来のテクノロジーの融合です。





<本件に関する読者からのお問い合わせ先>

ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911

ポルシェ ホームページ http://www.porsche.com/japan/



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