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日常の飲用に便利なサイズ、月桂冠「糖質ゼロ」 2.7Lパックを新発売


2015年8月17日



月桂冠株式会社



日常の飲用に便利なサイズ

月桂冠「糖質ゼロ」 2.7Lパックを新発売



月桂冠株式会社(社長:大倉治彦、本社:京都府京都市)は、糖質を極限までカットした日本酒「糖質ゼロ」シリーズの新容量として、「2.7Lパック」を9月14日(当社出荷開始)から全国で新発売します。日常的に「糖質ゼロ」を飲用されるお客様が、大容量の商品を望まれるケースが増えていることから、「2.7L」の商品を新発売するものです。すっきりした超辛口・超淡麗の味わいを、冷やして、または常温、燗まで幅広い温度帯でお楽しみいただけます。



月桂冠「糖質ゼロ」は、日本酒ではじめての糖質ゼロ(※1)の商品として、2008年9月に発売しました。今日までの7年の間には、糖質ゼロ醸造の新たなノウハウを蓄積し、地道な品質向上を継続するなど、年々、製法を進化させ味わいを高めてきました。その製法やおいしさを高める技術は、数々の特許となっています。これまでに、お客様の飲酒スタイルに合わせて、「1.8Lパック」「900mLパック」「210 mL エコカップ」、糖質ゼロ冷酒の「900 mL パウチ」「300mLびん」など、多様な容量・容器の商品を発売しています。飲食品からの糖質摂取量を気遣われる方に加え、料理との相性を高めるすっきりとした超辛口の軽快な飲み口を好まれる方などにも支持を広げています。



発売当初は、日本酒で「糖質ゼロ」という商品が他に存在しなかったことや、興味はあるが「超辛口」の味わいが想像しにくいなどの理由から、比較的小容量の商品を選択され、味わいを確かめられるお客様が主でした。日本酒で「糖質ゼロ」というジャンルが定着しつつある現在、大容量の「2.7Lパック」を商品化し、日常的に飲用されるお客様の選択に対応するものです。



「糖質ゼロ」の特長をより多くのお客様に実感いただけるよう、テレビCM(※2)などを通して商品の普及を進めていきます。また、「2.7Lパック」の側面には、管理栄養士が考案した「月桂冠 糖質ゼロで 糖質を抑えた減塩レシピ」を掲載し、糖質ゼロの料理への活用を提案しています。



※1 栄養表示基準に基づき、糖質0.5g(100mL当たり)未満を糖質0(ゼロ)と表示しています。

※2 「糖質ゼロ」テレビCM 「親友篇」「父娘篇」「夫婦篇」の放映により、さまざまな飲酒シーンで超辛口のテイストを合わせていただけることを紹介しています。この度、新発売の「2.7Lパック」の出荷時期に合わせて、テレビCMに「2.7L新発売」と表示します。



<商品概要>

  商品名:月桂冠「糖質ゼロ」

  容量・容器:2.7Lパック

  参考小売価格:1,995円(消費税別)

  アルコール分:13度以上14度未満

  テイスト:甘辛=超辛口、濃淡=超淡麗



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<参考情報>



◆「糖質ゼロ」とは

「糖質ゼロ」の表示は、食品100g当たり(日本酒の場合は100mL当たり)の糖質が0.5g未満である場合に認められています。月桂冠「上撰」の糖質は100mLあたり約5gであり、「糖質ゼロ」はその10分の1未満の0.5g未満まで「糖質」を減らしているため、甘味や酸味も非常に少なく超淡麗辛口です。



※「糖質」とは、栄養表示基準で「当該食品の重量から、タンパク質、脂質、食物繊維、灰分及び水分の量を控除して算定する」とされています。日本酒に含まれる「糖質」は、原料のお米由来のデンプンが分解された成分(代表的なものは甘味を示す糖)、麹や酵母が生み出した味わい成分(代表的なものは酸味を示すコハク酸やリンゴ酸などの有機酸)などです。



◆業界初の「糖質ゼロ」発売から7年、美味しさ醸す技術を蓄積

月桂冠は、2004年9月にカロリー2割(糖質は3割)カットの日本酒、2008年3月に糖質85%カットの日本酒を発売してきました。糖質の摂取量を気遣う健康意識の高い方などのニーズに対応しようと、継続して製品開発を進める中で糖質のカット率を高め、2008年9月、日本酒業界で初めての「糖質ゼロ」を新発売しました。

「糖質ゼロ」日本酒の新発売から、さらに今日までの7年間には、年々、製法の進化を積み重ね、品質向上を継続しています。2014年9月からのリニューアルでは新酵母を採用し、さらにすっきりした味わいとするなど、美味しい「糖質ゼロ」をお客様にお届けしてきました。

その間、糖質を限りなくゼロにしながらも旨味をできるだけ残した独自の「糖質ゼロ」醸造法「糖質スーパーダイジェスト製法」が特許を取得(第4673155号、2011年1月28日登録)、その後開発した数々の技術も特許となっています。これらの技術をはじめとする新たな醸造ノウハウの蓄積、製品造りへの反映が、「糖質ゼロ」の品質を高めるもとになっています。



 糖質を極限まで低減する技術

  <登録済みの特許>

  ・ 特許第4673155号 (2011年1月28日登録)

     日本酒らしさを残しながら糖質を低減する醸造法

  ・ 特許第5355128号 (2013年9月6日登録)

     糖質の中でも、特に糖などを低減する醸造法

  ・ 特許第5362321号 (2013年9月13日登録)

     糖質の中でも、特に有機酸などを低減する醸造法

  ・ 特許第5602824号 (2014年8月29日登録)

     糖質ゼロの純米酒

  <出願中の特許>

  ・ 特開第2014-27914号 (2012年7月31日出願)

     糖や有機酸以外の糖質を低減する醸造法

  ・ 特開第2015-109815号 (2013年12月6日出願)

     もろみの発酵をさらに促進する醸造法



 「糖質ゼロ」のおいしさに関する技術

  <登録済みの特許>

  ・ 特許第4673155号 (2011年1月28日登録)

     日本酒らしさを残しながら糖質を低減する醸造法

  <出願中の特許>

  ・ 特開第2015-77083号 (2013年10月16日出願)

     糖質が低減され、香味に優れた清酒の醸造法

  ・ 特開第2015-84672号 (2013年10月29日出願)

     飲みやすく後味のすっきりとした清酒醸造に適した酵母

  <学会等での発表>

  ・ 「辛口清酒醸造に向けた市販種麹の選抜およびその醸造特性」

     第6回 日本醸造学会若手シンポジウム(2014年10月8日)



◆食事中のウォッシュ効果で料理と好相性

「糖質ゼロ」を食事中に飲むと、舌に残った料理の味の成分をクリアにして、二口目、三口目の味わいを最初の一口目の味わいのように新鮮にさせる、ウォッシュ効果が一般の日本酒に比べて高いことが当社の研究により明らかになっています。その効果は料理を選ばす幅広いメニューに見られ、後味のバランスを保ちながら口の中をすっきりさせる、食べ物の味の余韻をふくらませるなど、料理との相性を高める効果も見られました。



◇料理を選ばない

あっさりした和食、しっかりしたコクの西洋料理、こってりした中華料理のいずれの料理でも、「糖質ゼロ」の日本酒は一般の日本酒に比べて高いウォッシュ効果が見られました。「糖質ゼロ」の日本酒は、幅広い料理と相性が良いことがわかりました。



◇後味のバランスを保ちながら口をすっきりさせる

「糖質ゼロ」は、他の酒類(焼酎の水割り)と比べて、後味のバランスを保ちながら口の中をすっきりさせる傾向が見られます。舌に残った特定の味の成分だけを洗い流すのではなく、「糖質ゼロ」は味の各成分をバランスよく全体的にリフレッシュさせます。



◇食べ物の味の余韻をふくらませる

「糖質ゼロ」は、他の酒類(焼酎の水割り)と比べて、食べ物のあと味の余韻をふくらませ、味わいを引き出します。



  <学会等での発表>

  ・「糖質ゼロ清酒の挑戦」日本生物工学会2011年大会(2011年9月27日) 

  ・「糖質ゼロ清酒の開発」平成23年度日本醸造学会(2011年10月5日)

  ・「糖質ゼロが広げる日本酒の魅力」

   一般社団法人バイオインダストリー協会「未来へのバイオ技術勉強会「ゼロの魅力」」

   (2015年1月26日)



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