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日経平均は2万1000円を目指す 調整に入るときのシグナルは?



節目としていた1万9000円は機能することなく通過点となり、さらなる上値追いとなりましたね。日柄的な節目とした12日15日ともに吹き飛ばす勢いをもって上値更新となっています。



やはり、「もうはまだなり」、「押し目待ちに押し目なし」を地で行く動きとなっています。



そしてさらに、ヘッジファンドのファンドマネージャーのクリスマス休暇もやはり取ることなく、週末まで経過し2012年を彷彿させるような値動きとなりました。



2万1000円どころを目指す




もしこのまま2012年パターンで上値追いをすると、難なく昨年の高値の2万1000円どころを上値けしてくることになりそうですが、どうなることでしょうか?



さらには、FOMCの利上げ発表を受けて、材料出尽くすという予想も、2017年の利上げに関してのコメントが出たことで、次回以降の利上げ期待が継続する形で円安を呼び込みました。



こうなると、どこまで円安が進行して節目がどこにあるのか? 非常に判断が苦しくなります。この状況になると「もう下げる」という気持ちが消えます。



このような心理状態になることで、「そろそろ期は熟す」となり、調整の可能性が出てくると考えます。



しかし、いまの勢いを止める材料に関しては現在くすぶっている中国リスク、欧州リスクの浮上が必要ですが、まだそのタイミングではないと考えるので、やはり年内は基本浅い押し目しかなく上げていく傾向になりそうな予感です。



ただ、「世の中の雰囲気がイケイケになったところが天井になるかも」という認識は、常に持って、警戒感はなくさずに、気持ちを集中させる必要はあると考えます



現状分析




移動平均線の並びが、11月11日から25営業日間 5日線 25日線 75日線の位置関係を継続しています。相当な強さをイメージつける値動きです。



ローソク足は、5日間中4日間が陰線となり、寄りつきは高くなるものの、場中は押される値動きとなっていることで、上値の重さを感じさせながらの上値追いとなっています。



トレンドラインとしては、横軸では上に昨年の12月1日ごろの2万円どころとなります



下には、切り上がりのラインで11月9日を起点にして、12月7日のそれぞれ安値を結んだラインが、調整に入るときの第一段階のシグナルのトレンドラインとなります



それからもうひとつ、今年の12月1日の高値1万8746円も押した時の、押し目ポイントになりそうです。そして、その下が25日線になると想定します。



テクニカル指標


一目は、上方シグナル継続中で、まだまだ上値追いの可能性を出している形を形成していますが、15日から28日まで雲がねじれた状態が継続しています。



ねじれ中の27日が、基本数値の安値から33営業日となりますので、この辺りが、週明けから調整に入らなければ、次の天井ポイントと考えます。



ボリンジャーバンド




先週から継続して、+2σと+1σの間で動くボリンジャーウォーク中となっています。5本のバンドが完全上向きの完全上昇トレンド形成中です。



スローストキャスト




2本のラインが買われすぎゾーンで横ばう形を作りつつあることで、前回の買われすぎゾーンの時と同じ動きで強さをイメージさせる動きとなっています。



総合判断




完全に上昇トレンド継続中である状況を示唆した動きとなっています。



この状況になってからの期間が長くなっているので、そのことは警戒の材料ですが、今見えるものはまだまだ上値追いを示唆しています。



週明けは100円ほど押してくることが想定されます。寄りつきで気持ちですが、金曜日に対して窓を空けて寄り付きます。その後、陽線陰線になるか注目です。



プーチン大統領との共同会見を市場がどのように受け取るかも注目ですが、今のところ可も不可もなくのように見受けられます。(市場の反応がです)



そして週明けの寄り付きは、5日線にタッチしてくるのでここで反発となれば、一気に2万円を意識してくる可能性もあります。



しかし、クリスマスの連休となるので後半は様子見、利確が出てくるのでは想定します。



また月曜、火曜が踏ん張れば上値追い、押されたら調整入りという判断となりそうです。



今年も残すところ10営業日も切っています。年末年始をどのような体勢で向かるのか? を考えながら週明けは対処をする必要があるので、しっかり方針をもっていきましょう。(執筆者:殿村 純奈)



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