夏から秋にかけて蛇口から出てくる水がまるでぬるま湯のようになっていることあります。
これだけぬるい水なら汚れ落ちもいいのでは？ と他の場所でも使ってみることにしました。
元銀行員が「新札/ピン札(しんさつ/ぴんさつ)を入手する方法」をまとめました
ベランダを水道水のぬるま湯で掃除！
≪執筆者撮影≫
使うのは窓と床、排水溝です。
夏の間は日差しがきつくて掃除もあまりできなかったベランダ。汚れも相当溜まっています。
エアコンの排水ドレンと排水溝にはピンクの水垢がたっぷり。
≪執筆者撮影≫
エアコンの排水ドレンがある場所と排水溝には重曹とクエン酸をかけ、その上にぬるま湯を流して泡立たせて汚れを浮かせます。
その後軽くブラシで擦って流します。
ピンクの水垢汚れが早く落ちて、見た目もきれいになりました。
≪執筆者撮影≫
次に窓の掃除です。ぬるま湯は皮脂汚れがゆるくなりやすく、ガラスについた手垢に効果的。
雑巾でさっと拭き取るだけでも見違えるように綺麗になりました。
真夏だと照りつける太陽で暑くてとても掃除できなかったのですが、秋風も入る9月〜10月だと窓もすぐに乾くし快適です。
キッチンを水道水のぬるま湯で掃除！
キッチンの掃除も、ぬるま湯が活躍します。
シンクの中の汚れも洗剤とぬるま湯の方が落ちやすくなります。
全体的にスポンジとクレンザーでこすった後流すだけ。
蛇口に溜まった水垢やカルキはクエン酸をぬるま湯で溶かした溶液でキッチンペーパーを濡らし、しばらく湿布するように貼っておきます。
汚れが浮いてきて、軽い力でも充分落とすことができます。
ワークトップの汚れは、ぬるま湯に浸したキッチンペーパーを被せて汚れを浮かせましょう。
冬の冷たい水でやるよりも、しっかり汚れが浮いてくれます。
そのあとは一気に拭き掃除をすれば、清潔なワークトップがよみがえります。
キッチンパネルにもぬるま湯は効果的。
冷たい水よりもゆるくなる油汚れなので、さっと拭いていくだけ汚れの大部分が落ちます。
落ちにくい頑固な汚れには、重曹とぬるま湯で作る重曹ペーストを活用しましょう。
特別な洗剤を使わず、家にあるもの＋水道水のぬるま湯だけでキッチンもキレイになりました。
玄関をぬるま湯で掃除！
玄関のこびりつき汚れを落とすなら今です。
夏に溜まった汚れも、ぬるま湯を利用して汚れを浮かせて一気に掃除しましょう。
まずはさっと砂や泥を箒とちりとりで集めて捨てます。
キレイになってきたら、ぬるま湯を絞った雑巾で拭き掃除。
こんなに汚れていたなんて。と絶句するほど真っ黒な雑巾になりました。
しっかり拭き掃除が終わった後は、最後に固く絞った雑巾で仕上げ拭き。
これでキレイな玄関に生まれ変わりました。
水道水のぬるま湯はいつまで出るもの？
毎年このぬるい水道水が不快で、せめて何かに使えることができれば…と考えていました。
水道水からぬるま湯がでる時期を調べたところ、夏から秋が一番多く、温度も高めでした。
気温が30度前後でも、貯水タンクや水が通ってくる排水管次第では、ぬるい水道水が10月まで出る場合も。
水道水の温度が影響されやすいのは
・ 河川などの温度
・ 給水タンクの場所、温度
など持ち家やマンションの水道システムや、水道水をどこから引っ張ってきているかで変わってきます。
水道水がぬるい温度で出る時期は一般的に夏から秋にかけて。晩秋を迎えると冷たくなってしまうのでそれまでの間、有効活用しましょう。
不快なぬるい水道水。視点を変えれば掃除に役立ちます。
毎年夏から秋にかけて蛇口から出るぬるま湯。お茶を冷やすのにも適していないし、何か有効活用はないものか、といろいろ試してみて、掃除に使うのが一番使い勝手も良く掃除もはかどりました。
夏は一日中、秋は昼間の日光がしっかり当たる時間帯にぬるま湯が出ます。
秋の大掃除と称して、このぬるま湯を活用してみてください。（執筆者： 松田 潔子）
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