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副業をする上で「経費」の存在は無視できない 経費で落とすメリット、注意点


よく「経費で落とす」という言葉を聞くことがあります。

まるで会社が自分のためにお金を出してくれる、魔法の言葉に感じる方も多いはずです。

しかし副業を行うと、個人事業主になります。

事業主であれば、副業でも経費で落とすことが可能です。

「経費ってなに?どう収入に影響するの?」

「難しい話はわからないから、簡単にしてメリットも教えて欲しい」

初めて副業をしようと考えた際、上記のような考えを持つこともあるでしょう。

そこで実際に副業で多くの経費を計上している筆者が、「これから副業を始める方へ伝えたい経費のメリット」についてまとめました。

これから副業を始める方へ 伝えたい経費のメリット

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経費を計上すると節税できる

あらためて、副業でも経費は落とせます。

ただし結局は自分のお金なので、どこかからお金が湧いてくるわけではありません。

何が経費に該当するかを理解して正しく計上すれば、節税や投資に回せるでしょう。

事業の成長に期待できるはずです。

事業に必要な支出を経費として落とした場合、全体の利益が減る代わりに「支払う税金を少なく」できます

例えば税金が10%かかる場合、1万円の商品仕入れをして3万円で売った場合は下記のようになるでしょう。

・ 3万円×10%=3,000円

つまり3,000円の税金が発生するはずです。

一方で仕入れとして消費した1万円を経費として計上すれば、利益は2万円です。

そのため下記のような計算になります。

・ 2万円×10%=2,000円

上記の例で言えば、2,000円分の税金を支払うだけで済みます

小さい金額だとメリットにはならないと感じますが、大きな金額になってくるとかなり大きなメリットです。

1回の金額が少なくても、長く事業を続ければ積もります。

また本来支払う必要のない税金を支払うのは、非常にもったいない話です。

経費を計上しなければ本来支払う必要のない税金まで引かれてしまうので、副業だとしても例外なく計上すべきでしょう。

経費にすると考えれば投資もしやすくなる

経費にすると考えれば、設備やツールといった業務を効率化できるものに投資しやすくなるはずです。

筆者は普段副業で使用しているノートパソコンのメモリ不足が気になっており、つい最近新調しました。

事業に関係なければプライベート支出になるかもしれませんが、副業で使用するので全額経費にて計上可能です。

パソコンを新調すればページ表示速度の上昇や業務の幅も広がるので、投資として考えられるでしょう。

ほかにも売上を高めるために、必要なセミナーや本といった情報もためらいなく支払えます

このように経費の存在はただ節税するだけでなく、投資をしやすくする意識改善にも活用できるのです。

結果として稼ぎやすい土台作りができる

副業をする目的は現在より多く稼ぐことなので、節税や投資ができれば結果として稼ぎやすい土台作りができます

手元にない利益にまで税金を支払うのは損失ですし、副業がしやすい環境を整えるのは稼ぐ上で必要不可欠です。

プライベートならワンランク上のパソコンを買うのも躊躇しますが、節税になるし仕事がはかどるならむしろ最上位にしよう!と思えます。

効率よく稼ぐために、ぜひ経費についての知識は優先して覚えるべきです。

経費を計上する上での注意点

経費を計上する際、「何が経費として計上されるか」を理解しておく必要があるでしょう。

副業の業種によっても変わるものの、自宅で行うなら電気代・家賃・インターネット回線費の一部は経費にできます

普段食べる食材費や生活必需品に関しては、プライベートの支出です。

経費にならない可能性が高め。

しかし大食いYouTuberなら、どうでしょうか?

生活必需品も、いい商品を紹介するブログ記事なら?

この当たりは勉強しておくと、効率よく商品紹介をしながら自身の欲求も満たせるはずです。

業種によっても経費になるものとそうではないものがあるので、必ず調べてから計上するようにしましょう。

また経費を計上するには、証拠となる領収書やレシートが必要です。(現在では電子帳簿保存法の関係で、電子的な証拠が必要)

経費の証拠がないと、税務署から調査されたときに架空の経費だとみなされます。

新たに税負担をしなくてはなりません。

経費として計上する際は、領収書やレシートといった証拠になるものを必ず保管しておくようにしましょう。

副業をするなら正しく経費を計上して節税しつつ投資を行っていこう!

今回は、副業をする上で知っておくべき経費の存在とメリットについて解説しました。

副業だとしても経費は計上でき、正しく利用すれば節税や投資の効果を最大限に発揮してくれます。

プライベートの支出は経費に含まれない点や、証拠となる領収書やレシートを保管しておくのも大切です。

ぜひ皆さんも副業を行う際は経費を活用し、効率よく稼ぐための土台を作っていきましょう。(執筆者: 奥泉 望)

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