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介護保険で利用できる、安くて安心の入浴介護サービス3つ 特徴、料金、利用方法を紹介


在宅介護には、快適な入浴をしてもらうための入浴に関する介護サービスがあります。

自宅で入るお風呂が不安であるという高齢者は多いものです。

そこで今回は、介護サービスでの入浴料金はどれくらいなのかにスポットをあててご紹介していきます。

最近は源泉かけ流しもある

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利用しやすいのはデイサービスの入浴

介護保険で使える入浴サービスの中でも利用しやすいのは、デイサービスの入浴です。

週に2~3回のデイサービス利用と合わせて、快適な入浴介護サービスが受けられます。

デイサービスの1回の料金は1,000円~2,000円です。

これに、入浴の料金も含まれています。

入浴の細かい料金ですが、介護保険利用者負担割合で料金が変わります。

1回につき40円~128円です。

令和3年度から制度が変更し、入浴介助には「入浴介助加算Ⅱ」という区分もできました。

デイサービスが「入浴介助加算Ⅱ」としている場合は、1回につき55円~168円になります。

最近のデイサービスのお風呂ですが、大勢で複数の方が同時に入るのではなく、家庭の浴槽よりも少し大きめの浴槽に1人か2人程度で、快適にゆっくり入ってもらうという所が増えています。

介護施設の入浴設備

また、「入浴」という理念を大事にしているデイサービスが増えてきています。

地域によっては「源泉かけ流し」という、温泉のあるデイサービスもあります。

自立度の高い要介護度1か2の方は、お風呂と昼食さえとれたらいいという方もいます。

このような場合は、入浴を重視したデイサービスを探してみるといいでしょう。

快適な入浴介護をデイサービスで受けることができます。

参考:日帰り温泉型デイサービスはつね

デイサービス以外の入浴サービス2つ

介護保険で使える入浴サービスですが、デイサービスのほかにも

・ ホームヘルパーによる入浴介助

・ 訪問入浴サービス

などの介護サービスがあります。

1. 自宅のお風呂でちょっと手伝ってほしいなら、ホームヘルパー

身体介護:1時間579円

30分延長するたびに、84円加算されます。また、介護負担の割合・地域差によって料金は変わります。

「自宅のお風呂に入るのは可能だけど、転倒などの不安がある」という方は、ホームヘルパーに依頼をすると、自宅に居ながら安心・安全・快適な入浴ができます。

普段から身体介護でホームヘルパーを利用している方の場合には、入浴を介助してもらうからと言って、別料金がかかるということはありません

身体介護の値段で、サービスが受けられます。

しかし、例えば今までオムツ交換のみで来ていたヘルパーに、突然入浴介助を頼んでも断られてしまいます

まずは、ケアマネージャーに相談してから入浴介助のサービス開始となります。

家族の中には、要介護者をお風呂に入れてあげたいけど、自分1人では無理なのでヘルパーに手伝ってほしいということで、ホームヘルパーに入浴介助を依頼する方もいます。

そのため、家族とホームヘルパーと2人で入浴介助をすることもあります。

入浴で、ちょっと手伝ってほしい時にホームヘルパーを利用すると、介護の負担は大きく軽減されます。

2. 寝たきりでも安心・快適に入浴可能!訪問入浴介護

訪問入浴介護は、車いすや寝たきりで自宅の浴槽には入れない方でも利用できる、入浴サービスです。

≪料金≫1回につき1割負担の方の場合

全身浴部分浴 清拭
要支援1.2852円767円
要介護1~51,260円1,134円

参照元:厚生労働省「令和3年度介護報酬改定~訪問入浴介護~(pdf)

※介護保険の負担割合・地域によって料金も変わります。

訪問入浴のサービスは、専用の浴槽を自宅に持ってきてくれて、看護師1名・介護士2名で入浴サービスが行われます。

訪問入浴のサービス

利用するには、主治医の意見書が必要です。

事前に、家のどこで浴槽が設置できるかを確認する事前訪問が必要となりますが、畳2~3畳分のスペースがあれば大丈夫です。

主治医のOKが出れば、末期がんの方でも利用できるサービスです。

また、入浴前に体調が悪くなった場合は、足浴(部分浴)や体を拭く清拭対応に切り替えることもできます。

その場合の料金は、部分浴・清拭対応となるので、安心です。

また、訪問入浴サービスでは看護師が同行しているので、入浴時に急変があっても安心です。

まとめ

高齢になり足腰に不安が多くなると、お風呂に入りたくても自宅の浴槽では何かあったら心配、昔ながらの浴槽では足が上がらず入れないなど、ざまざまな理由で入浴の頻度が減ってしまいます。

毎日の入浴は難しいかもしれませんが、介護サービスを利用する事でプロの手を借りて安心してお風呂に入ることができます。

在宅での入浴介護のサービスは、ほとんど家族の手はかかりませんので、家族の介護の負担軽減にもなります。

ぜひ活用してください。(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)

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