Toyota City, Japan, Oct 7, 2019 - (JCN Newswire) - 10月6日(日)、静岡県の富士スピードウェイで2019-2010年FIA世界耐久選手権(WEC)の第2戦 富士6時間レースが行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車がポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を飾りました。7号車も2位で続き、TS050 HYBRIDにとっては最後となる母国レースを1-2フィニッシュという最高の結果で終えました。

TS050 HYBRID 7号車(マイク・コンウェイ、小林 可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)
決勝:2位(トップと33秒955差)、232周、ピットストップ8回、グリッド:2番手、ファステストラップ:1分27秒353

TS050 HYBRID 8号車(セバスチャン・ブエミ、中嶋 一貴、ブレンドン・ハートレー)
決勝:1位、232周、ピットストップ9回、グリッド:1番手、ファステストラップ:1分26秒657

WEC世界チャンピオンとして富士スピードウェイに凱旋したTOYOTA GAZOO Racingは、2012年にハイブリッド車両でWECに復帰して以来、8回開催された母国富士戦で7勝目を挙げ、今季開幕から2連勝を飾りました。

セバスチャン・ブエミ、中嶋 一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車がポール・トゥ・ウィンで勝利を挙げ、マイク・コンウェイ、小林 可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車が2位に入るという、開幕戦とは逆順の1-2フィニッシュを飾ったことで、この2台は全くの同ポイントでドライバーズランキング首位に並びました。TOYOTA GAZOO Racingはチームランキングでも首位の座を守り、2位のレベリオンを35ポイントリードしています。

選手権ポイントに応じて課されるハンディキャップシステムが今大会からLMP1クラスに導入され、その影響がスタート直後から表れました。

1周あたり1秒相当のハンディキャップを課された8号車は、ブエミがポールポジションからスタート。4番手グリッドから好ダッシュを見せたジネッタ5号車をなんとか抑え1コーナーをトップで守りましたが、1周あたり1.4秒相当の苦しいハンディキャップを負う7号車の小林は、その後方で序盤から2位争いを強いられました。

スタート後、レベリオン1号車の先行を許した7号車の小林は、序盤戦、最終コーナーで1号車をパスするも、ハンディキャップの影響で最高速が上がらないために1コーナー進入で抜き返される、という展開を数周にわたって繰り返しました。燃料使用量やハイブリッド・ブーストを規制されるサクセス・ハンディキャップにより、7号車は、最高速でレベリオンよりも40km/hも遅いため、苦しい展開の小林でしたがチャンスを狙っていました。

周回遅れが多く現れ始めた12周目、レベリオン1号車を抜いた小林が2位を守り切りTOYOTA GAZOO Racingの1-2体制になると、ピットでの迅速な作業にも助けられ、その後は2台のTS050 HYBRIDが着実に3位以下のライバルとの差を拡げていきました。2位の7号車は後続との差は拡げていったものの、首位の8号車とは1周あたり0.4秒相当のサクセス・ハンディキャップが響き、じりじりと離されることとなりました。

2時間が経過し、ドライバー交代したハートレーとコンウェイのドライブ中に、弱い雨が降り始めました。更に1時間ほどが経過すると、路面は完全にウエット状態となり、2台のTS050 HYBRIDはハイブリッド・インターミディエイト・タイヤ(溝なしウエットタイヤ)に交換。それぞれ中嶋とロペスへドライバー交代を行いました。

その後、雨は止んで路面は乾き、最後の90分間は再びブエミが8号車、小林が7号車に搭乗。2台の差は30秒ほどで安定したまま周回が重ねられ、ブエミがTS050 HYBRIDにとって最後の母国レースでのチェッカーをトップで受けました。33秒955差で小林の7号車が2位フィニッシュ。3位は2周遅れのレベリオンの1号車となりました。

この結果、ブエミはWECで最多勝利記録となる通算16勝目をマーク。中嶋にとっては4度目の母国戦勝利を果たしました。そして、ハートレーはTOYOTA GAZOO Racingのドライバーとして初めて表彰台の中央に立ちました。

チームは開幕から2戦連続での1-2フィニッシュを飾り、11月10日(日)に決勝が行われる次戦上海4時間レースではサクセス・ハンディキャップが更に追加されますが、2台のTS050 HYBRIDは同ポイントで並ぶため、同じサクセス・ハンディキャップが課されることとなります。

村田 久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表
母国レースである富士で1-2勝利を飾ることが出来、チーム全員がとても喜んでいます。TOYOTA GAZOO Racingにとって、富士は非常に大切なレースなので1-2勝利は大きな目標でした。これを成し遂げたチーム、富士スピードウェイに駆けつけてくれた多くの熱心なファンの皆様のサポートに感謝します。TS050 HYBRIDにとっての最後の富士レースを楽しんで頂けたと思います。次の上海はさらに厳しいサクセス・ハンディキャップが課せられることになりますが、新たな挑戦を楽しみにしています。

小林 可夢偉(7号車)
まずは8号車のメンバーに祝福を送りたいと思います。またチームとして達成したかった1-2フィニッシュに満足しています。課せられたサクセス・ハンディキャップが8号車より重かったため、我々7号車として今日は最良の結果と思います。レース中は、プッシュし続け、諦めず走り切り、できる限りのことをして、結果は納得のいくレースだったので、チームとしてうれしく思います。レースの終わった今は、次戦上海での、僅差が予想される戦いが待ち遠しいです。

マイク・コンウェイ(7号車)
今日の決勝レースは、チームとして1-2フィニッシュが目標だったので、達成できて満足です。7号車で優勝したいと思っていましたが、難しい内容となりました。我々は力の限り戦い、天候の変化に対しても、しっかりとミスのないよう走りましたが、レース中は終始8号車を追いかける形となり、できることはそれだけでした。次戦の上海では、勝利したいと思っています。

ホセ・マリア・ロペス(7号車)
今日は満足のいくレース結果であり、ミスなく、また、車両性能を最大限に生かし、やるべきことをやりました。課せられたサクセス・ハンディキャップからすると、レースのペースはとても速く、8号車に大きな遅れをとらずに終えましたが、大事だったのは、ホームレースで1-2フィニッシュを達成することでした。チーム全体が素晴らしい仕事をしてくれましたし、日本のファンの皆様の大きな声援にチームメンバー全員が感謝しています。また、TS050 HYBRIDでの日本で最後のレースが目標通りとなり、嬉しく、また格別な思いです。

中嶋 一貴(8号車)
母国ファンの皆様が見守る中、ここ富士でまた勝てて最高です。チーム全員で祝いたいと思います。TS050 HYBRIDにとって最後の日本でのレースで1-2フィニッシュを果たせたというのは大きいです。TS050 HYBRIDとは多くの感動的な経験を積み重ねてきました。古くからの友人に、母国で最後の勝利をプレゼントできたような気持ちです。路面コンディションが二転三転する難しいレースでしたが、終始ペースを保ち、インターミディエイトタイヤでも速さを示せました。首位でレースをコントロールし、周回遅れの処理も上手くいき、本当に満足のいくレースでした。

セバスチャン・ブエミ(8号車)
今日のレースとその結果に本当に満足しています。決して楽ではありませんでしたが、難コンディション下でコントロールしながらクリーンにレースを戦えました。ハードワークで支えてくれたチームに本当に感謝しています。もちろん、応援してくれる日本のファンの皆様やゲストの方々の前で勝利し、皆で祝えたことは本当に素晴らしいです。7号車と同ポイントで臨む次戦上海を楽しみにしています。

ブレンドン・ハートレー(8号車)
TOYOTA GAZOO Racingでの初めての勝利を飾ることが出来、本当に最高の気分です。特にそれがチームの母国であれば尚更です。富士でのTS050 HYBRID最後のレースを勝利で飾れた、この瞬間をじっくり味わいたいと思います。我々8号車はとてもクリーンにレースを戦い、一貴はインターミディエイトタイヤで素晴らしい走りを見せてくれました。我々は7号車に対してサクセス・ハンディキャップでの優位性を持っていたのでこの結果となりましたが、上海では同じハンディキャップとなるため、また僅差のレースになると思います。

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https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/30114826.html

概要:トヨタ自動車株式会社

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記事名:「WEC 2019-2020年シーズン 第2戦 富士6時間 決勝:TOYOTA GAZOO Racing 開幕2連勝!