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仮想通貨の下落相場の終わりは近いのか?原因を探る:べーすけ【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの仮想通貨分析者のべーすけ氏(Twitter「@mag1cmax」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年4月3日1時に執筆

年末年始を境に続く仮想通貨全体の下落相場で参加者の多くが悲観的となっていることだろう。とりわけ去年の後半に仮想通貨市場に参入した新米Coiner(仮想通貨を保有する人)にこの傾向が多く見受けられるように思う。

多くの方はコインチェックのNEM盗難事件が原因だとか、アルトコインバブル崩壊が原因だとお考えのようだが、私は別の所に原因があるのではないかと考えている。

実はこの下落相場は過去4年間同じことが繰り返されてきたからだ。

下記が過去4年間のビットコインの下落日と反発日である。

(下落)2014年2月4日 (反発)2014年5月20日
(下落)2015年1月4日 (反発)2015年6月3日
(下落)2016年1月15日 (反発)2016年2月12日
(下落)2017年1月5月 (反発)2017年1月13日

※基本はドル建て。長期的なトレンドとして反発するきっかけ、もしくはその周辺日において下落せず上昇に転じる流れになった日を反発としており、底値を反発日とはしていません。

お気づきの方もいらっしゃると思うが下落は1月の初めに集中している。

これを「January Dip(1月下落)」といい、1月を起点として下落する為、古参Coinerの間では風物詩のように慣れ親しまれている。January Dipの原因ははっきりしていない。一説には日本や米国の納税が3月から4月にかけて行われることが原因だと指摘する方もいるようだ。

今年は1月に始まり4月に入っても下落が続いているため、ご心配の方が多いことも当然だと感じてもいる。しかし、前回の記事「仮想通貨交換業にIT企業が参入しようとする本当の“理由”」においても指摘したように、個人的にはファンダメンタルズは過去4年間と比較しても比べ物にならないくらい底堅く推移していると思っている。

コインチェックの件があっただけに不透明な部分もあるが、今年の後半くらいには仮想通貨のビッグプレーヤーであるSBIホールディングス<8473>の子会社による仮想通貨取引サービスの開始(現時点では延期の状況)が期待できる他、ICOプラットフォームの登場が予定されており、大量の仮想通貨が消費される土壌が整いつつあると言える。

以上のことから市場環境は着実に整いつつあり、この下落相場も落ち着きを徐々に取り戻すと考えられる。リスクヘッジをすることは大前提として、目先の価格推移を追うのではなく、すこし落ち着いてのんびりされてみてはいかがだろうか?

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執筆者名:べーすけ
twitter名:@mag1cmax




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