概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移、ブラジル中央電力などの下げが目立った

【ブラジル】ボベスパ指数　100627.33　-1.46％
26日のブラジル株式市場は軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1490.31ポイント安(-1.46％)の100627.33で引けた。

ボべスパ指数の75の構成銘柄では8が上昇、66が下落、変わらずは1。ブラジル中央電力などの下げが目立った。

【ロシア】MICEX指数　3051.97　+0.76％
26日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比22.92ポイント高（+0.76％）の3051.97で引けた。原油価格の安定化は好材料。日中の取引レンジは3024.04−3053.90。

【インド】SENSEX指数　39073.92　+0.59％
26日のインドSENSEX指数は強含み。前営業日比230.04ポイント高(+0.59％)の39073.92ポイント、ナショナル証券取引所のCNXニフティ指数は前営業日比77.35ポイント高(+0.67％)の11549.60で取引終了。

SENSEX指数の構成銘柄では上昇が17、下落が13、変わらずが0で買いが優勢。インダスインド銀行（IIB）、リライアンス・インダストリーズ（RIL）などがしっかりとなった。

【中国本土】上海指数総合　3329.74　-1.30％
26日の上海指数総合は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比43.84ポイント安（-1.30％）の3329.74ポイントと続落した。

手がかり材料難で売られる流れ。中国では月次統計の発表が終わり、目新しい政策の発表もないなかで、投資家の買い意欲が低下している。主要企業の決算発表がこれから本格化するだけに、内容を見極めたいとするスタンスも強まった。また、足元で活況だった深セン「創業板」が2.1％安と急反落したことも重しとなっている。



＜NH＞