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11日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安で反落、米中の報復応酬を懸念


11日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比38.96ポイント(1.15%)安の3340.29ポイントと反落した(上海A株指数は1.15%安の3501.28ポイント)。(亜州リサーチ編集部)


米中の報復合戦が再び熱を帯びるなか、投資家のリスク回避スタンスが強まる。米財務省は7日、香港の自治を侵害し、表現の自由を制限したとして、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官ら関係者11人を制裁対象に指定した。中国外交部の報道官は10日、対抗措置として、米上院議員ら11人を対象に制裁を科すと発表している。中国の政策に対する期待が根強く、指数は小高く推移していたものの、終盤に入りマイナスに転じた。

業種別では、証券の下げが目立つ。中信建投証券(601066/SH)が7.1%、中信証券(600030/SH)が5.7%、太平洋証券(601099/SH)が2.9%ずつ下落した。

ITハイテク関連株も急落。ソフト開発の中国軟件与技術服務(600536/SH)が7.4%安、半導体装置メーカーの吉林華微電子(600360/SH)が4.4%安で引けた。産金株も安い。山東黄金(600547/SH)が4.1%値下がりした。非鉄やセメント、鉄鋼などの素材株、医薬品株、不動産株、インフラ関連株も売られている。

半面、海運株は高い。中遠海運HD(601919/SH)が3.4%上昇した。空運株や銀行株、食品飲料株の一角も買われている。

一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が4.79ポイント(1.99%)安の235.92ポイント、深センB株指数が3.39ポイント(0.37%)安の924.78ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)



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