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8日の中国本土市場概況:上海総合4.4%安で6日ぶり急反落、貿易統計悪化を嫌気


8日の中国本土市場は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比136.56ポイント(4.40%)安の2969.86ポイントと6日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、143.11ポイント(4.40%)安の3110.39ポイントで取引を終えている。

国内景気の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に発表された2月の中国貿易統計では、輸出入の伸びがそろってマイナス成長に落ち込んだことが明らかにされた。利食い売り圧力も意識される。上海総合はこのところ急ピッチに上昇し、直近では約9カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。

金融株が下げを主導。なかでも、中信建投証券(601066/SH)と中国人民保険集団(601319/SH)はそろって寄り付きからストップ安している。7日までそろって上場来高値を更新していたものの、中国証券ブローカーによる「株価の割高」との指摘をきっかけに、この日は急ピッチに値を崩した。同業の証券・保険株に加え、銀行株も全面安。このほか不動産株、資源・素材株、消費関連株、自動車株、インフラ関連株なども売りが目立った。

半面、半導体やソフトウエアなどハイテク株の一角は物色される。IC組立・検査の江蘇長電科技(JCET:600584:SH)が8.2%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が6.5%高、ファブレス半導体メーカー上海貝嶺(600171/SH)が5.9%高で引けた。ソフト開発の銘柄群では、中国軟件与技術服務(600536/SH)と浪潮軟件(600756/SH)がそろってストップ高水準で引けている。

一方、外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が10.68ポイント(3.43%)安の301.14ポイント、深センB株指数が28.05ポイント(2.76%)安の987.25ポイントで終了した。

【亜州IR】



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