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18日の中国本土市場概況:上海総合1.4%高で反発、大型金融株が相場けん引


18日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.37ポイント(1.42%)高の2596.01ポイントと反発した。約1カ月ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、38.17ポイント(1.42%)高の2718.43ポイントで取引を終えた。

中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が好感される。人民銀は18日、公開市場操作(オペ)で差し引き200億人民元を供給した。オペによる純供給額は今週に入って1兆1600億人民元(約18兆7190億円)に拡大。週間ベースの供給規模として2017年1月第4週(1兆1900億人民元)以来、2年ぶりの大きさを記録した。米中通商交渉の進展も期待される。中国商務部の高峰報道官は17日の定例会見で、「貿易問題担当の劉鶴副首相が今月30~31日の日程で米国を訪問し、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン財務長官との通商協議に臨む」と正式発表した。

時価総額上位の金融株が相場をけん引。中国工商銀行(601398/SH)が2.7%高、中国太平洋保険(601601/SH)が3.3%高で引けた。インフラ関連株も高い。ゼネコンの中国建築(601668/SH)が4.9%上昇した。消費関連株、医薬品株、資源・素材株、不動産株、運輸株、自動車株、ハイテク株なども買われている。

外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が0.87ポイント(0.31%)高の277.79ポイント、深センB株指数が2.27ポイント(0.26%)高の865.95ポイントで終了した。

【亜州IR】



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