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7日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で3日続落、石油関連セクターに売り


7日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.01ポイント(0.68%)安の2641.34ポイントと3日続落した。上海A株指数も下落し、18.87ポイント(0.68%)安の2766.10ポイントで取引を終えている。

中国景気の先行きを不安視した売りが続く。政府高官が相次いで、国内経済に下押し圧力が強まっていると発言している。また、中国最大の商談会「中国輸出入商品交易会(広州交易会)」が4日閉幕し、10月15日からの約3週間に交わされた契約額は前年同期の実績を下回ったことが明らかにされた。ただ、指数は小高く推移する場面もみられている。2019年に計画される中国A株のMSCI新興株指数組み入れに関しては、資金流入規模が業界の当初見込みを上回る可能性がある——などと報じられた。

業種別では、石油関連が安い。中国石油天然気(601857/SH)が1.9%、中国石油化工(600028/SH)が1.7%、中海油田服務(601808/SH)が1.3%ずつ値を下げた。昨夜のWTI原油先物が7日続落し、約8カ月ぶりの安値を付けた事を嫌気している。不動産株や素材株、自動車株、金融株、海運株などもさえない。自動車株に関しては、10月の自動車販売が前年同月比で20%減少するとの見通しが伝えられたことも逆風だ。最大手の上海汽車集団(600104/SH)は1.9%下落している。

外貨建てB株の相場も値下がり。上海B株指数が1.59ポイント(0.57%)安の276.25ポイント、深センB株指数が2.26ポイント(0.25%)安の888.22ポイントで終了した。

【亜州IR】



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