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27日の中国本土市場概況:上海総合1.9%高で3日続伸、元安懸念が後退


週明け27日の中国本土市場は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比51.47ポイント(1.89%)高の2780.90ポイントと3日続伸した。上海A株指数も上昇し、53.94ポイント(1.89%)高の2912.30ポイントで取引を終えている。

人民元の先安懸念が後退。中国人民銀行(中央銀行)は24日、人民元の下落抑制策を今年1月以来、7カ月ぶりに再開したことを明らかにした。上海外国為替市場では、24日夜に人民元相場が急伸し、この日も元高方向で推移している。資金流出の不安が和らいだ格好だ。

業種別では、ドル建て負債が多いとされる不動産や空運がしっかり。保利地産(600048/SH)が6.0%高、中国国際航空(601111/SH)が3.3%高で引けた。医薬株も上げが目立つ。上海復星医薬集団(600196/SH)がストップ高し、薬明康徳(603259/SH)が3.5%上昇した。消費関連株、自動車株、資源・素材株、インフラ関連株、ハイテク関連株、金融株など幅広く買われている。

外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が3.92ポイント(1.37%)高の289.26ポイント、深センB株指数が14.45ポイント(1.44%)高の1020.03ポイントで終了した。


【亜州IR】



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