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17日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で続落、石炭・石油株は逆行高


17日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.28ポイント(0.48%)安の3154.28ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、16.00ポイント(0.48%)安の3303.60ポイントで取引を終えている。

直近で上げの目立った銘柄群が売られ全体相場の重しとなった。なかでも、医薬株がさえない。上海医薬(601607/SH)が3.2%安、広州白雲山医薬集団(600332/SH)が1.8%安と値を下げている。同セクターは相次ぐ産業支援策などを材料に、足元で上昇が続いていた。

ITハイテク関連株も安い。LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が2.5%下落する。同社株は春先に下げていたが、今月に入り「半導体の国産化」をテーマとして買い進まれていた。空運株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、証券株なども売られている。

半面、石炭や石油関連の銘柄はしっかり。エン州煤業(600188/SH)が1.3%、海洋石油工程(600583/SH)が3.4%、中海油田服務(601808/SH)が1.6%ずつ上昇した。国際原油相場の続伸などが手がかりになっている。

一方、外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が1.82ポイント(0.57%)安の318.49ポイント、深センB株指数が2.70ポイント(0.24%)安の1104.26ポイントで終了した。

【亜州IR】




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