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27日の香港市場概況:ハンセン0.8%高と反発、本土系金融セクターに買い


27日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比236.47ポイント(0.84%)高の28438.85ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が197.36ポイント(1.72%)高の11643.57ポイントとそろって反発した。売買代金は998億5700万香港ドルに拡大している(26日は842億3900万香港ドル)。

中国製造業の成長加速で投資家心理が上向く。本土工業企業の9月期利益総額は、前年同期比で27.7%増加し、増加率は8月期(24.0%)から拡大した。主要企業の1~9月期決算発表が佳境に入るなか、増収増益など堅調な業績を報告する企業も多く、買い安心感が広がっている。

時価総額上位の本土系金融株が相場をけん引。中国工商銀行(1398/HK)が4.1%高、中国建設銀行(939/HK)が3.3%高、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が2.8%高と値を上げた。中国人寿保険の1~9月期決算では、投資収益の拡大などで純利益が98%増加。建設銀行は4%増益を確保し、不良債権比率が1.50%に改善している。なお、工商銀行は来週30日に決算報告する予定だ。

半導体セクターもしっかり。華虹半導体(1347/HK)が6.8%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.6%ずつ上昇した。華虹半導体株は約1週間ぶりに上場来高値を更新している。

海運・空運セクターも物色される。中遠海運HD(旧社名・中国遠洋HD:1919/HK)が8.2%高、中遠海運能源運輸(旧社名・中海発展:1138/HK)が2.0%高、中国国際航空(753/HK)が7.0%高、中国南方航空(1055/HK)が4.1%高、中国東方航空(670/HK)が2.0%高と上げが目立った。中遠海運と中遠海運能源運輸のA株は朝方に売買を一時停止。それぞれ、A株の第三者割当増資を検討していると発表している。

本土マーケットは6日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.27%高の3416.81ポイントで取引を終えた。時価総額上位の銀行株と保険株が急伸。上海市場の代表的な50銘柄で構成される「上海50A株指数」は1.6%高と続伸し、約2年3カ月ぶりの高値を更新した。

【亜州IR】




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