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18日の香港市場概況:ハンセン0.6%安と3日続落、テンセントは連日で高値更新


18日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比157.11ポイント(0.62%)安の25136.52ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が111.79ポイント(1.08%)安の10271.35ポイントとそろって3日続落した。売買代金は917億8800万香港ドルに拡大している(17日は695億9600万香港ドル)。

内外の不安材料が嫌気される。トランプ米政権の政策運営に対する懸念が強まるなか、昨夜の米株は1.8%下落した。中国金融当局の監督管理強化などが警戒され、本土株が続落したことも逆風。中国保険監督管理委員会は4月10日から現在までの約1カ月間で計8件もの文書を発表し、保険会社に対してリスク管理の強化などを指示した。特に重点的に監督する分野として、大口の株式投資、不動産投資、海外投資などが挙げられている。

ハンセン指数の構成銘柄では、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が9.8%の急落。空売り投資ファンドのゴッサム・シティ・リサーチが18日、粉飾決算の疑いなどを指摘するリポート第2弾を発表したことが売り材料となった。後場に入り下げ幅を大幅に広げている(前場は2.5%安で終了)。そのほか金融大手グループのHSBC(5/HK)は0.7%安。HSBCを含む金融機関7行に対し、メキシコ当局が債券価格操作の疑いで調査を進めている——と伝えられた。

H株金融セクターも軒並み安。中国郵政貯蓄銀行(1658/HK)が3.2%、交通銀行(3328/HK)が1.2%、新華人寿保険(1336/HK)が2.9%、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が1.8%、中国銀河証券(6881/HK)が2.0%、海通証券(6837/HK)が1.9%ずつ値を下げた。

一方、インターネットサービス最大手のテンセントは、1.6%高の264.00香港ドルと続伸。連日で上場来高値を更新した。同社は昨日引け後に市場予想を上回る1~3月期決算を発表し、売上高と純利益が四半期ベースで過去最高を更新したことを明らかにしている。香港拠点の銘柄群も逆行高。香港鉄路(MTR:66/HK)が1.1%、香港中華煤気(ホンコン・チャイナガス:3/HK)が0.8%、恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が0.5%ずつ上昇した。香港鉄路は連日で上場来高値を更新。「マレーシア~シンガポール高速鉄道」の建設工事受注などに対する期待感が続いている。

本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.46%安の3090.14ポイントで取引を終えた。金融当局の監督管理強化などを嫌気した売りが続く。インフラ関連株が安い。金融株や不動産株なども売られた。

【亜州IR】








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