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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は小反発、プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された


【ブラジル】ボベスパ指数 63760.62 +0.56%
20日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比353.65ポイント高(+0.56%)の63760.62で取引を終えた。64163.40まで上昇した後、一時63388.19まで下落した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。景気の回復観測が好感され、ブラジル株に買いが広がった。財務相はこのほど、ブラジル経済が最悪な状態から脱出しており、今年1-3月期の成長率が0.5-0.7%に回復すると発言した。一方、指数の上値は重い。原油価格の続落が指数の足かせとなった。また、テメル政権の支持率の低下なども警戒された。

【ロシア】MICEX指数 1932.17 +0.82%
20日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMICEX指数は前日比15.67ポイント高(+0.82%)の1932.17で取引を終了した。1932.25から1900.72まで下落した。

プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。利下げ期待が高まっていることが支援材料。ロシア中央銀行のエルビラ・ナビウリナ総裁はこのほど、インフレ率の落ち着きが確認されていると指摘し、4月28日に開催される予定となる政策金利決定会合では、25-50ベーシスポイント(bp)の利下げを検討すると発言した。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、欧州情勢の不透明感が払しょくされていないことが嫌気された。

【インド】SENSEX指数 29422.39 +0.29%
20日のインドSENSEX指数は強含み。前日比85.82ポイント高(+0.29%)の29422.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.90ポイント高(+0.36%)の9136.40で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。インドの財政状況が改善されているとの指摘が格上げ期待を高めた。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2016年度(17年3月まで1年間)のインドの財政状況が改善されたと評価。燃料補助金の大幅縮小などが主に寄与したと分析した。また、アジア市場が底堅い展開を示していることも、インド株の買い安心感を与えた。

【中国本土】上海総合指数 3172.10 +0.04%
20日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.41ポイント高(+0.04%)の3172.10ポイントと5日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、1.48ポイント(0.04%)高の3321.71ポイントで取引を終えている。

中国の大型減税策などが好感される。国務院(内閣に相当)は19日の常務会議で、増値税(付加価値税)制度の見直しをはじめとする各種減税措置を発表した。減税効果は2017年通年で3800億人民元(約6兆円)に上る見通しという。金融当局の規制強化が警戒され、指数は安く推移する場面がみられたものの、引けにかけて買いの勢いがやや増している



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