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20日の中国本土市場概況:上海総合0.04%高と5日ぶり反発、消費関連に買い


20日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.41ポイント(0.04%)高の3172.10ポイントと5日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、1.48ポイント(0.04%)高の3321.71ポイントで取引を終えている。

中国の大型減税策などが好感される。国務院(内閣に相当)は19日の常務会議で、増値税(付加価値税)制度の見直しをはじめとする各種減税措置を発表した。減税効果は2017年通年で3800億人民元(約6兆円)に上る見通しという。金融当局の規制強化が警戒され、指数は安く推移する場面がみられたものの、引けにかけて買いの勢いがやや増している。
業種別では、消費関連株がしっかり。スーパーチェーンの永輝超市(601933/SH)が3.0%高、白物家電最大手の青島海爾(青島ハイアール:600690/SH)が2.5%高、白酒(中国の蒸留酒)メーカー大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.4%高で引けた。貴州茅台酒は連日で上場来高値を更新している。ゼネコン株も高い。中国交通建設(601800/SH)が3.4%上昇した。自動車株や保険株も値上がりしている。

半面、石油や非鉄など資源株は下げが目立つ。中国石油天然気(601857/SH)が1.4%、中国アルミ(601600/SH)が2.9%ずつ下落した。銀行株や証券株、不動産株もさえない。海運株も売られた。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.26ポイント(0.08%)高の336.99ポイント、深センB株指数が3.17ポイント(0.28%)安の1139.41ポイントで終了した。


【亜州IR】



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